40代からの美容を考えるブログ

経験と日々実践している美容や健康についてシェアさせて頂。

アンチエイジングは「もう使わない」!?

え!?アンチ・エイジングという言葉をもう使わないってどういうことなのでしょうか?

1 アンチ・エイジングとは?

2 アンチ・エイジングという言葉を使わない理由は?

3 個人的見解

 

40代女性になると、アンチ・エイジングという言葉が気になる年代でもありますが、今回は、このアンチ・エイジングという言葉について情報をまとめてシェアして いきます!

アンチ・エイジングとは?

 そもそも、アンチ・エイジングとは一体なんでしょうか?

人生50年と言われた戦前までは、老化は歳のせいだから仕方がないと考えられていましたが、日本は高齢化社会を迎え、そんな風に言っていられない現実が目の前に広がっていきました。

一昔前は、老化は年齢のせいなんだから、身体が弱って寝たきりになるのはしょうがないんだといった風潮が強く、その介護に多くのお嫁さんがつくことが当然のことだと考えられていて、女性達は大変な思いをしていました。

ですが、さすがに高齢化社会がやってきて、なんでもかんでも歳のせいにして周囲の人に頼り切るような生き方はどうだろうという意識が育ち、生活習慣を変えていき、老化を歳のせいにしないで、上手にストレスなども回避していきながら、日常生活で運動を取り入れて、年々減っていく筋肉を維持する努力や、病気にならないための食習慣などを持つことなど、それらすべてを含めたことが、アンチ・エイジングと呼ばれているのです。

日本語にすると抗老化、抗加齢、アンチ・エイジングは、時計の針を止めるということではなく、少しその歩みを遅らせるといった発想になります。

人間は成長期を過ぎてある一定の年齢になると、急激に体力や筋力などが何もしないと衰えていきます。

これを緩やかにしていこうという取り組みが、アンチ・エイジングでもあります。

アンチ・エイジングの考え方は、次のものになります。

● 年齢には生年月日を基準としている暦年齢、そして身体の健康度や精神的機能の健康状態を表す生物学的年齢(リアル年齢)がありますが、アンチ・エイジングの考え方では、このリアル年齢を重視し、見た目を若く保ち、健康を維持し、少しだけ時計の針を戻すこと

● Q・O・L・の三位一体、クオリティー・オブ・ライフ=人生の質の向上目指す

● 老化を遅らせる医学的取り組み

近年急激に再生医療などが発達していった背景には、このアンチ・エイジングの考え方を定着させ、人間の老化を遅らせて少しでも健康で、質の高い生活をしていけるサポートをしようという取り組みがあったのです!

個人的に最近読んだ書籍に「老化は治せる」というものがあり、タイトルを見たときに、「え!?」と思ったので、思わず取り寄せて読んでみました。

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そこには、老化の原因は炎症が身体の中で起こることだということが解明されたということで、老化は予防出来るという話を後藤眞氏という医学博士が書いているのです。

興味のある方は一読されると良いのではないでしょうか?

アンチ・エイジングという言葉は使わない理由は?

それでは、アンチ・エイジングという言葉は使わないというのはどういうことなのか情報をシェアしていきます。

アメリカの女性誌「allure(アルーア)」のミッシェル・リー編集長が、2017年8月14日に、「アンチ・エイジング(老化防止)という言葉はもう使わない」と、同誌のウェブサイトで宣言したのです。

この雑誌は、美容特集などで知られている月刊誌になります!

ミッシェル・リー編集長は、「編集長からの手紙」という文章をサイトに掲載、内容は次のようなものになります。

「アンチ・エイジングという言葉によって、加齢とは戦わなくてもならないものというメッセージを強めている」と指摘し、年齢を重ねることに対して否定的な考え方を持つアメリカの風潮や美容業界のありかたに対して、持論を展開しました!

「美しさとは若者だけのものではない。「彼女は年のわりには綺麗に見える」ではなくただ「彼女はステキだ」と言ってみてほしい。

「一夜にして変わるわけではないが、まずは会話を変えることから始めてみよう」と呼びかけています!

美容特集を組む月刊誌の女性編集長が投げかけたこの言葉、あなたはどう考えますか?

年を重ねることは、ネガティブに受け取られる傾向が強い世界の中で、ミッシェル・リー編集長の言葉は、エネルギーを感じます。

これが、アンチ・エイジングはもう使わないという情報になります!

 

個人的見解!

ここからは、この情報に対して、個人的に考えることを表現したいと思います。

個人的にも、自分が40代になるなんて実は想像すらしていなかったのです。

年齢を重ねていけば、いつかはその年代になるんだろうなという思いはありましたが、実感としてなんとなく、ずっと自分は若いままでいられるのではといった、勘違い妄想もあったのは確かです!

実際に40代となり、自分の年令を追いかけてくるようにアンチ・エイジングという言葉が使われるようになり、美魔女が現れ、さらに老化は病気なので治せるなんて、驚きの価値観が登場してきて、ポッカーンとしているところへ、ミッシェル・リー編集長の言葉ですから、なんだか多くの方々が、老化に対して違う価値観を持とう、広げていこうという動きをしているのだなと改めて理解出来、日本も初めて経験する高齢化に向かってどんどん年齢が高い人が増えている現実を見ていると、確かにアンチ・エイジングという言葉を使うことで、一見なんとなくいい感じの風潮になってきた社会に対して、実はこの言葉が目隠しをして老化を否定的にしているだけという考え方も理解できます。

そう、もう時代的に価値観をもっと広げていくという意識が必要になっているのだと、これらの情報は伝えているようです。

私が子供の頃も、大人たちは人間は自然に老化して年を取ると身体が動かなくなっていくんだと、頑なに信じている世界観を眺めながら、どうして別の可能性を考えようとしないんだろう、どうして違う未来を作ろうとしないんだろうと常に思っていたのですが、その後社会はどんどん変化し、寝たきりの夫の親の介護に苦労するお嫁さんを見ていた世代が、それは嫌だということで、介護施設が日本中に出来てきて、さらに老後は最後まで家族が面倒をみるという風習は、あっという間に老人ホームが肩代わりするようになり、どんどん価値観や世界観、考え方や生き方の変化が起こり、ものすごい勢いで社会や人々の考え方が変化をしました。

それをまさに目の前で見ながら成長してきた経験、そして自らが疾患を発症後、健康とは何か、幸せとはなんだろうなど、さまざまなことを考え、感じ、葛藤し、治すために必死で学び、実践してきた経験から、やはり価値観の大きな転換が必要な時代に突入したんだろうなという感じを20代の頃肌で感じたものでした。

正直、年齢はもう関係ない時代だと個人的には思っています。

性別だってそうです。

私たちはこれまで2極の世界で生きてきました。

それは、次のような世界観です。

● 陰と陽

● 男と女

● 善悪

この世界観を突破し、その先の、2極を越えた価値観を今まさに、現代人は創り出そうとしているのだと個人的には感じます。

2極の世界に生きていると、いつまで経っても同じことの繰り返しです。

陰に寄り過ぎたり、陽に寄り過ぎたり、その狭間を常にいったりきたり、そんな生き方は先祖が散々やってくれた。

ならば、その先の、男でも女でもなくヒトとして、陰や陽ではなく、新しい世界観、善悪を越えてそんなものが存在しない世界観を創造していってもいいのかなと感じています。

それは、今この瞬間に、自分は何を感じているのか、そう、これまでは集団意識の中に溶け込んでしまった自分の本音をしっかりと表現し、世界に発信していくということでもある。

誰かが言ったから、ではなく、あなたはどう思うのか、それを自信を持って発信し、自分の価値観を育てながらヒトとヒトの間に立って生きていく時代!

要するに、二者択一の生き方が身についてしまった私達は、その生き方を捨て、人間的な思考ではなく、もっと高次元の意識を観ていき、これまで観たこともない新しいものをどんどん創造していくことでもあります。

2極の世界を飛び出し、そこを越えていこう、そういうことでもあるのだろうなと、個人的にはミッシェル・リー編集長のメッセージを、そう受け止めたりしましたが、あなたはどう感じますか?

私とあなたの考えること、感じることは違う、だからこそお互いに価値ある存在なのだと個人的にはそう思います。

そして、個人的に自分の年齢を考えて、ジムなどでよく会う方などに、年齢関係なく挨拶をすることを躊躇していた自分が最近までいたのですが、実はこの数日前から、自分自身の中で何かの変化が起き、年齢なんて関係ない、いつも会う人なのだから、気楽に挨拶をしようと、挨拶をするようになったら、年齢関係なく、笑顔で答えてくれるようにました。

ああ、年齢、性別、それらを超越し、自分がやりたいようにやり、生きたいように生き、行動したいようにすればいい、そう実感した出来事でもありました。

若い頃なら躊躇なく出来たことを、実は自分が年齢のせいにしてやらなかっただけだった、それに気づけて、また脱皮出来ました!

今回は、アンチ・エイジングはもう使わないってなんだろうという情報をまとめていきました!