40代からの美容を考えるブログ

経験と日々実践している美容や健康についてシェアさせて頂。

40代ピル服用!リスクややめどきは?

海外女性の間では一般的だというピル、40代女性がこれを使うリスクや、やめどきなどをまとめていきます!

1 ピルとは?服用できない人は?

2 ピルの効果や副作用は?

3 ピルの上手な使い方

4 40代女性がピルを使うリスク

5 40代女性のピルのやめどきは?

6 ピルの危険性

 

個人的にもピルって副作用があって身体に悪いそうという固定観念があって、これを使ってみようと考えたことはありません。

そんなある日、「女のカラダ、悩みの9割は眉唾~宋美玄(ソンミヒョン)~」という書籍を読んで、ピルは使い方によっては非常に女性の身体の味方になるという事実を知り、そんな見方もあるのかと目からウロコを落としました!

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ほんと!?

2017年現在、こちらの記事にまとめたように、女性の身体に合った医療をやろうという動きが活発化しています。

kokokara.hateblo.jp

まだ、私が10~20代の頃などは、女性の身体について詳しく教えてくれるようなところもなく、なんとなく母親から受け継いだ情報くらいしかなかったのですが、2017年現在ではネットの登場のお陰で、女性の身体について詳しく教えてくれるサイトなども増え、女性を取り巻く環境は激変しています!

なので、今回はピルについての情報を詳しくまとめてシェアしていきますので、お役だていただければ幸いです!

ピルとは?服用できない人は?

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まずは、ピルとは一体なんでしょうか?

経口避妊薬とも呼ばれていて、避妊に用いられる女性ホルモン剤です!

1960年にアメリカ合衆国で開発され、世界で1億人の女性が使用していると言われていますが、成分は女性ホルモンであるエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)が含まれていて、この成分が排卵を抑制することで避妊が出来るのです!

生理が始まった思春期から使用でき、健康で、タバコを吸わない人なら40代女性でも使えます。

ピルを飲むと血中のホルモン(特に黄体ホルモン)が増えるので、視床下部にその情報が伝えられ、脳の視床下部がすでに排卵後のホルモン状態だと判断し排卵が起こらないので妊娠しません。

日本では1999年に解禁され、基本的に4週間1サイクルで摂取しますが、月経の初日から1錠ずつ飲み3週間続けたら、1週間休むのです。

休んだときに出血が起こり、この出血では排卵が起こりません。

低用量ピルと呼ばれていて、これは3種類あります。

● 1相性・・・薬に含まれているホルモン量がずっと同じものです

● 2相性・・・黄体ホルモンの量が後半に増える(2段階)

● 3相性・・・黄体ホルモン量が3段階で変化します

3週間毎日飲まなければなりませんが、一日飲み忘れたら翌日に2錠飲みます。

もし2日飲み忘れた場合、飲み忘れた日から1週間あけて、再度飲み始めるパターンを繰り返します!

昔の人の偏見がピルにあるようで、なんと「ピルを飲む女はあばずれ」なんて言いがかりを付ける人も居たんだとか!

確かに、20代の頃、そんな話を聞いたことがあります。

ピルなんて飲んでる女は・・・、いろんな意見があって当然ですが、これはあまりにも言いがかりがひどいと個人的には思いますが、あなたはどう思いますか?

避妊以外にもピルは使われていて、宋美玄産婦人科医の書籍によると、ピルを使って女性はもっと自分で生理をコントロールしたほうがいいという情報を発信しています!

40代女性でも健康でタバコを吸わなければ使用できるピルですが、次の方は使えません。

◎ 35歳以上で一日にタバコを15本以上吸う人

◎ 重篤な腎障害、急性腎不全の人

◎ 妊娠&妊娠している可能性がある人や授乳中の人

◎ 高血圧や耳硬化症

◎ 妊娠中に黄疸や妊娠ヘルペスが出た

◎ 血栓性素因がある、抗リン脂質抗体症候群

◎ 前兆のある偏頭痛がある

◎ 成分に過敏性素因がある

◎ 血栓性静脈炎、肺塞栓症、脳血管障害、冠動脈疾患

◎ 子宮頸がん、乳がん、子宮内膜癌にかかった

◎ 診断が確定していない異状性器出血がある

◎ 肺高血圧症、心房細動を合併する心臓弁膜症の患者

◎ 亜急性細菌性心内膜炎になったことがある心臓弁膜症の患者

◎ 糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症など血管病変を伴う糖尿病患者

◎ 手術前4週間以内、術後2週間以内、産後4週間以内、長期間安静状態

◎ 重篤な肝疾患や肝腫瘍を持っている

◎ 脂質代謝異常のある人

◎ 骨の成長が終了していない

◎ 糖尿病患者、耐糖能異常、心疾患、乳がんの家族歴があるまたは乳房に結節がある

◎ 血栓症の家族歴がある

◎ 肥満、心臓弁膜症やてんかん患者、40歳以上は慎重な投与が求められる

経口避妊薬 - Wikipedia

ピルは医師の処方がないと飲めませんから、よく相談してください。

近年、ネットの発達で、海外のピルなどを個人輸入などをして使用する方もいるようですが、副作用などが自己責任になりますので、女性ホルモンですから医師に相談したほうが安心です!

個人輸入(通販)ピルの危険性と現状 | ケイ・レディースクリニック新宿

 ピルの効果や副作用は?

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それでは、ピルには避妊以外にどんな効果があり、副作用はどうなっているのか見ていきましょう!

★ PMSや月経痛がやわらぐ

自然な状態でいるよりも、ピルを飲んだほうが女性ホルモンの分泌量の変動が少なくなり、血中のホルモン量が安定します。

ですから、女性ホルモンの急激な変化で自律神経が乱れることが原因となって起こるPMSが緩和されて、イライラや不快な感じが抑えられます。

子宮内膜の厚みが関係して起こる生理痛も、ピルの作用でこの厚みが減るのでなくなります。

★ 子宮筋腫子宮内膜症の痛みを軽減、出血も減らせる

★ 旅行や仕事の関係で月経周期をずらしたいときなどに使える

★ 女性特有の病気を防ぐ

★ 月経不順の改善(生理周期が規則正しくなる)

★ モーニングアフターピル

これは、アメリカでレイプされた女性への対策でもあったのですが、例えば性交中にコンドームが外れた、破れていたといったときに、性交後72時間(3日)以内にピルを2錠服用、12時間後に再度2錠服用すれば受精卵の着床を防ぐことが出来る、緊急非難手段のことです。

本当に緊急のときに使用しないと、身体に負担やリスクがかかるので、慎重に使用に関しては考えたほうが良いと思います。

★ ニキビや多毛症の改善

これらがピルの効果になります。

副作用を見ていきましょう!

昔のピルは、中用量ピルというホルモン量が多いものしかなかったので太るという副作用があったようです。

20代の頃、ピルを服用すると副作用で太ると周囲から聞いて、やっぱりホルモン剤って怖いなぁと思ったことをよく覚えています!

宋美玄医師の著書によると、ピルの種類によってその人の身体に合う合わないがあり、合わないものを飲むと吐き気などが起こる場合があります。

他には、その人の体質に合わないピルを飲んでいると、次の副作用が出ると言われています。

☆ 気持ち悪くなる

☆ 不正出血する

☆ 倦怠感

☆ 乳房が張る

☆ 頭痛

☆ 眠くなる

☆ 血栓症になると言われていますが、この確率は非常に低く、妊娠でも血栓症は起こりやすくなり、ピルを飲むことでこの症状を発症する確率は妊娠によって発症する確率の1/3程度だと言われています

太るという副作用ですが、これは因果関係がないと言われていて、ピルを飲むことで体調が良くなったため、食欲が増したことで太ったなど、別の要因と絡んでいると言われています。

副作用以外の危険性については、後ほどまとめていますので情報をお役立ていただければと思います!

 

ピルの上手な使い方

ピルは上手に使えば、生理の不調などを改善したり、妊娠の心配をしなくても良かったり、予定に合わせて生理をコントロールすることも出来ますと西洋医学では考えられています。

女性はどうしても自分の身体のリズムに生活習慣を阻まれてしまうことが多く、揺れる身体を持っているため、ちょっとしたことで女性ホルモンが不調になってしまうとなんとなく体調不良になりやすい身体を持っています。

生理痛がとてもひどい女性なども多くいて、かなり生理に手こずっている女性も沢山いるようですが、そういう方ほど、ピルを飲むことで不快感をコントロールすることも出来るのです。

ご存知の通り、昔の女性は一度の人生で子供を6人も7人も産んでいました。

そうなると、10年間は生理がこない状態の女性も多かったのですが、現代女性はライフスタイルの変化によって毎月生理がくるのが当たり前、さらには初産も30代になってからという方も増えています。

そうなると、かなり卵巣と子宮は酷使されてしまいます。

ピルは、この状態を休ませてあげられるメリットがあります。

現代女性は、子宮や卵巣をそうとう酷使しているだけでなく、働く女性が増えていますから、生活スタイルも男性が作った社会に合わせて生きなければならないので、色んな面で心身に負担をかけてしまっています。

ピルを上手に活用して、自分の身体を守っていくことが出来るのなら、医師に相談してみるのも手ですが、漢方などを使うという手もあります、合成ホルモン剤ですからメリットばかりではないと考えられますので、使用する前に慎重に情報を調べていくことも大事なポイントになります!

40代女性がピルを使うリスク

ここからは、40代女性がピルを服用すると起こるリスクについてまとめていきます。

そもそも、40代女性になってくると、妊娠については、人によってどうするかの答えは違ってきます。

結婚している人、まだ独身の人、子育て中、シングルマザーとして生きている、バリバリのキャリア・ウーマン、ほどほどのキャリア・ウーマンなどなど、人生の背景も人それぞれです!

実は、40代女性のピルのリスクは、血栓症のリスクが高まるのです。

もちろん、すべての年代の人にこのリスクはありますが、40代女性になるとそのリスクはなんと6倍になるんだとか!

これらのリスクを回避するために、婦人科や産婦人科などでは、40歳以上の女性にはピルを処方しないと断言しているところもあります!

ただ、この年代で使用すると、骨粗しょう症更年期障害の予防にもなる場合もあります。

日本では、この薬が解禁されるのが遅く、さらに情報もあまりなく、個人的にも悪いうわさしか聞いたことがないという悪循環で、使ってみたらと婦人科などで言われても断固拒否する人が現代でも多いようですが、欧米では閉経するまで飲み続け、その後はホルモン補充療法(HRT)が一般的だと言われていますが、日本では40代からこれを行うのが一般的だと言われています。

ただ、ホルモンバランスを安定させる作用があるので、40代女性でもピルを飲んでいる方もいるので、こればかりは一人ひとりが医師に相談したり、自分で情報を集めて学び、自らの身体を守るためにも俯瞰して状況を眺めていきながら決めていくしかないようです。

そして、若い頃から飲み続けているのならまだしも、40代になってから開始するとなると、先程書いたリスクが非常に高くなるだけでなく、飲み続けることで乳がんの確率もあがってしまうと言われています。

そして、40代といっても前半と後半ではやはりホルモン量などの変化がありますから、一概にピルの使用に関してこうだと言い切れることはないようです。

月経痛、不正出血、自律神経失調症を抱えた40代前半の方には低用量ピルの使用は有効であると言われていますし、更年期にさしかかる(45~55歳)時期は、これを使って女性ホルモンの量を安定させることで、ホルモンが急激に減ることを防ぐことが出来るので、それまでは使用して、その後はホルモン補充療法に切り替えるなどしていくと良いといわれています。

リスクが高くなるので、しっかりと医師と相談されることが大事になります!

他の代替医療や漢方などの方法はないのかも模索していきながら、リスクも考えに入れることが大事になってきます!

40代女性のピルのやめどき

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 若い頃からピルを飲んできて、やめどきがわからないという40代女性も多いようですし、生理痛の苦痛から逃れたくて始めて、快適だったんで手放せないという理由でやめどきをどうすればいいのか悩んでいる人もいるようです!

どちらにしても、女性はまだ40代であれば妊娠のリスクもありますし、人によっては女性ホルモンの分泌も活発な方もいたりと、この年代でもさまざまなタイプの人が存在します!

ですから、明確な答えはないのです。

50歳を過ぎてもまだ服用している方もいるそうですから、本当にこればかりは本人の人生設計次第&体調次第といった面が大きいかと思います!

やめどきも、一概にこうだと言えません、こればかりは医師と相談するしかないようです。

ピルの危険性

ピルに関しては、医師によって見解がかなり違い、例えばもっと俯瞰して医療についての学びをしている、西洋医学、東洋医学両方から情報を集めている方は、ピルを飲むことで若年性の更年期障害になってしまう可能性について啓蒙している方もいます。

屋久島 リターン 日焼け対策っ |代替医療師Vanillaのブログ

ピルは合成ホルモン剤です、もし生理痛や生理に関する悩みなどを抱えているのなら、漢方薬を使ってみるという視点を持つことも大事なポイントになります!

産婦人科医がピルをすすめるのは仕事の一環でもありますし、合成ホルモン剤の悪影響についてよく調べないで飲むのは個人的には危険だと考えています!

こちらの情報もシェアしておきますので、若い世代の方もこれらの情報を目にしておいたほうが良いと考えます。

ピルは本当に、月経困難症に使っていいか? - 美と健康のブログ 「実は・・・」 本当のところ

今回、宋美玄医師の書籍と、記事をまとめたことなどで、若い頃からいいイメージのなかったピルについてよく理解できましたが、詳しく調べていくと、使ったことがないけれど、体質的に使えなかったということが判明したので、私の人生には縁がなかったんだな、だからこの年齢まで情報がやってこなかったんだと改めて気づき、人間って無駄なことや情報に囲まれていないという事実にも気付かされ、生きるとは面白いなと実感しました

本人の身体や人生に、必要としない経験や情報はそうそうやってこないのだなと深く納得出来ました!

最後に、情報はどこを切り取って見ていくかによって本当に理解度が変化します。

産婦人科医が書いた書籍だからと、盲信することは個人的にもしません。

情報はとにかく多角的に取り入れながら、例えばビルの5Fばかりで買い物をしていると、7Fにあるもっとステキな商品が見つけられないように、一つの見方しか理解しない情報では、最終的に身体に何かあったときに困るのは本人です!

そういった見方や考え方も取り入れながら、自分の生理痛を治す方法がこれしかないのかどうか、他にもあるのかどうかいろいろと見ていくことは、僭越ながらあなたの身体を守るための大事な行動だと思います。

この記事が、何かのお役に立ちましたら幸いです!

今回は、40代のピル服用、リスクややめどきについて情報をまとめてシェアしていきました!