40代からの美容を考えるブログ

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アーユルヴェーダの花粉症対策とは?目薬や点鼻オイルも!

アーユルヴェーダで花粉症対策!目薬や点鼻オイルもご紹介していきます!

1 アーユルヴェーダ的な花粉症の診立て

2 アーユルヴェーダの花粉症対策

3 アーユルヴェーダの花粉症の目薬&点鼻オイル

 

2018年も花粉症の季節がやってきました!

わが家の夫も、物心ついた頃から花粉症で、結婚後徹底して体質改善を行ってきたのに症状はかなり緩和したものの、まだ根強く症状を出してしまうという筋金入りの花粉症です!

そんな夫のために、別の面から花粉症にアプローチしてもらおうと、アーユルヴェーダを使ってみることにし今年はこのアーユルヴェーダ仕様の花粉症対策で、日本でも数多くいる花粉症の人たちへもどんなものがあるのかご紹介していきたいと思います。

アーユルヴェーダ的な花粉症の診立て

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まずは、花粉症についてアーユルヴェーダではどのような考え方があるのか理解をしていきましょう!

ご存じの通り、アーユルヴェーダとは世界3大医学の一つです。

アーユルヴェーダについては、こちらをご覧ください!

アーユルヴェーダ石鹸の効果やおすすめは? - 40代からの美容を考えるブログ

アーユルヴェーダでは、花粉症を根治するためには免疫力を強化することが大切だと考えています!

季節性のアレルギー性鼻炎は、次のことが要因だという診立てをします!

● あなたの体の消化力が落ちている

● 寒い外気に身をさらしている

● 夜更かしや昼寝

● 煙やホコリを吸引した

● 体内毒素(アーマが溜まる)

● 季節を無視した調和しない生活スタイル

● 性交のやりすぎ

● 生理的欲求を我慢している

アーユルヴェーダでは、花粉症をホリスティックに改善するためには、生理的エネルギーのピッタ、カパ、ヴェータの3つのドーシャのバランスを整えることが大事なポイントだと伝えています。

花粉症を改善するためには、生活習慣や食事の方法を変える必要があるとアーユルヴェーダでは考えます。

この後ご紹介するナスヤと呼ばれている鼻の浄化療法も効果があり、鼻の穴から薬用オイルを入れることで頭の過剰なカパを減らすことが出来ると花粉症が治ると考えます。

アーユルヴェーダでは、花粉症の症状をカパの過剰が原因で起こると診立てます。

カパは地と水のエネルギーで、これを過剰にしないためには、朝は早く起きて朝日を浴びながら散歩をしたり、食べすぎないようにすることです。

食べ物は火を通した温かいものを少量、軽く油分を押さえたものを摂取するようにします。

春はカパが溶け出す季節なので、これが体内で過剰になっている人はこの時期花粉症の症状に苦しみます。

次のことに花粉症の人は気をつけて欲しいと、アーユルヴェーダでは伝えています。

☆ 食べすぎない

☆ 乳製品を控える

☆ 運動を日課にする

☆ 鼻うがいとオイル点鼻を行う

☆ 食事やティーにスパイスを活用する

☆ 苦味&辛味のある食事を摂取する

苦味のある食材は、カパを減らす食べ物になります

アーユルヴェーダでは、花粉症を悪化させるのは次のものだと考えています。

● 乳製品

● 甘いもののたべすぎ

● 消化に重い食事を食べる

● 高カロリーで油ものを食べる

● 冷たいものを摂りすぎる

分かりやすくまとめると、アーユルヴェーダ的に花粉症を考えると、花粉そのものに原因があるのではなく、発症する人の体内に問題が起きていると捉えます。

カパの増えすぎが原因で乾燥がひどく寒い冬は、ヴェータの影響が強くなるので消化力が高くなり食欲が旺盛になりやすく、しかも年末にはクリスマスだ忘年会だ新年会だお正月だと飲み食いをするイベント事が多く、どうしてもたべすぎ傾向になりやすいですよね?

冬の食べ物は寒いので油の含むものが多いので、体内でカパが溜まりやすい状態になっています。

冬の間にジワリジワリと溜め込まれていたカパは、春になり気温上昇が始まると粘膜質が溶け出し、これが花粉症の症状を出すのです。

アーユルヴェーダの花粉症対策

アーユルヴェーダの花粉症対策は、ハーブなどから作るアーユルヴェーダ仕様のカプセルや錠剤も使います。

まずは、どんなハーブなのかご紹介していきましょう!

アーユルヴェーダでは風邪や鼻炎、花粉症の人に処方されるこちらの錠剤の名

前からご紹介していきます。

◎ インフラゾン

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こちらは、アーユルヴェーダで風邪や花粉症の人に処方する錠剤になります。

アレルギー症状に良いと言われていて、アーユルヴェーダの医師に日本では花粉症の時期になるのだけれどどんなハーブが良いのかと聞くと、インフラゾンという答えが戻ってきたそうです!

花粉症などのアレルギー性鼻炎に強力に効く錠剤だと言われていて解毒、発汗、消化促進、免疫力向上などの効能があります。

成分は次のものが入っています。

● チレッタ草(樹皮)2mg

消化を促進し、解毒、発汗、化膿創や皮膚病にも作用します!

● アティヴィシャ(根)

● クラタエバ(樹皮)

腎臓や膀胱のトラブルを緩和し、血液を浄化、肝臓の腫脹などに作用します

● ショウブ(地下茎)

鎮痛、鎮静、鎮咳、去痰作用があります

● インディアンサルサパリラ(根)10mg

強壮、鎮痛、収斂、かゆみ、皮膚疾患、喘息や気管支炎、

● ニーム(葉)10mg

天然の抗生物質で抗菌作用&解毒作用があります

● カンタカリ(根)

● ハマビシ(果実)10mg

泌尿器や生殖器の働きを助け、健康な腎臓や肝臓にします。

● ニルグンディ(葉)

アーユルヴェーダではマッサージオイルとして使われることが多いハーブで、関節炎や筋肉の麻痺、坐骨神経痛や皮膚の乾燥、骨や筋肉、関節の痛みに効果的だと言われています。

● ラスナ(葉)10mg

腫れや痛み、咳や喘息、結核、毒素排出

● ヘミデスムスインジクス(根) 10mg

血液を綺麗にする働きがあります

● ニンジンボク(葉) 10mg

鎮静、鎮痛、収斂、健胃、利尿、駆風、性欲抑制、女性ホルモンを整える

● ホソバトゲトゲ茄子の根 10mg

咳や喘息、肝障害や胸部の痛み、熱、テング熱やマラリヤに作用します!

こちらのインフラゾンの飲み方は、1日2回食前に飲みます。

もう一つ、アーユルヴェーダの花粉症対策用のハーブカプセルをご紹介していきます!

◎ リナグラ

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インフラゾンの強力バージョンがリナグラになります。

このカプセルには、次の効能があり、花粉症に良いと言われています。

● 去痰

● 抗炎症

● 鎮痛薬

● 肺からの粘膜の排出を促進

● くしゃみやかゆみ

● 鼻の痛みや水っぽい目の軽減

● 胸のうっ血

● 体の免疫力を強化

成分は次のものが入っています!

● ウコン 100mg

アーユルヴェーダでは、ウコンは非常に重要なスパイスだと考えられていて、この中に含まれているクルクミンは強力な抗炎症作用&抗酸化作用があると考えられています。

のどの痛みや、のどや呼吸器のうっ血を緩和します。

● ヒルガオ 75mg

強壮、強精、疲労回復、利尿作用があると言われています。

● ハリタキ 75mg

便通促進をするハーブで、強壮剤、消化促進などの働きがあり、皮膚病によく、東洋医学では花粉症は水が悪さをしていると考え、水分過多が原因でもあるという診立てをしますが、ハリタキは非常に体を温めてくれます。

体組織の収斂を促す働きがあり、ヴェータのバランスを取ります。

● トゥルシー 50mg

別名ホーリーバジルと呼ばれていて、シソ科メボウキ属の植物です!

万能のハーブと呼ばれていて新陳代謝を促進して免疫力を高め、免疫力を上げてくれると言われています。

抗酸化物質が多く含まれている、強壮効果のあるハーブで、解毒、消化、浄化、呼吸器系効能があると言われています。

アーユルヴェーダでは「不老不死の霊薬」と言われていて、抗菌作用や若返り作用もあると言われています。

● ショウガ 40mg

強い殺菌力があり、体を温め、白血球を増やして免疫力をあげ、血液をサラサラにし、利尿作用でむくみを防止し、抗酸化作用もあります。

● コショウ 40mg

抗菌作用、血行促進、アンチエイジングや風邪を予防する、脂肪燃焼など数多くの効能があります。

● ユスティキア・アダトダ 40mg

紀元前から喘息や風邪、咳止めに使われているハーブです。

● ハマビシ 40mg

ギリシャやインドでは、昔から精力剤として使われてきました。

アーユルヴェーダではEDの治療に使われています。

● ボラジルホオズキ 40mg

抗酸化作用が高く、皮膚の粘膜の健康を保ちます。

こちらのリナグラは、1日3回1カプセルを水で飲んでください。

アーユルヴェーダの花粉症の目薬&点鼻オイル

ここからは、インドから届いた花粉症の目薬&点鼻オイルの情報をシェアしていきます。

◎ 目薬 カトラミデ

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アーユルヴェーダのこちらの目薬は、花粉症に良いと言われていて、次の効能があります。

● 目の赤みや刺激を和らげる

● 視力の低下を防ぎ改善します

● 涙目や目の感染症

詳しい情報は、こちらで記事にまとめていますのでお役立てください。

アーユルヴェーダ目薬の効能♪通販のおすすめは? - 40代からの美容を考えるブログ

成分は次のものが入っています。

● ニームの葉 250mg

● ニンジンボク 250mg

● アムラ 500mg

● ハリドラ 1g

● ナカハノコソウ 500mg

● 蓮の花の蜜 残りはすべてこれが入っています

花粉症、鼻炎、喘息を持っている人に良いと言われていて、南インドアーユルヴェーダ医師はこれを一番評価しているそうです。

ただ、この目薬はとても目にしみるため、点眼するには勇気がいるということです(笑)。

人によるようですが、点眼後10分は動けない方もいるようで、平均5分は目を開けられないといいますから、点眼するには少々時間が必要となります。

これを使用した個人的感想を書いておきます。

まず、点眼してすぐに痛みがあり、すぐに収まり、その後涙がとても沢山出ました!

涙もすぐに収まり、その後やってくるすっきり感が爽快でした!

その後、鼻水が沢山出てデトックスされている感がありました!

次に、アーユルヴェーダの花粉症やアレルギー性鼻炎など用の点鼻オイルをご紹介しましょう!

◎ シュリシュリ社 アヌタイラ

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インドのアーユルヴェーダでは、鼻にオイルを垂らすというトリートメントがあります。

日本では非常に珍しいと感じる療法ですが、これは、蓄膿症や花粉症、鼻炎や鼻詰まりを改善するために行われるもので、鼻の中の粘膜をオイルコーティングすることで、鼻の細胞隅々に行き渡り花粉症独特のあのムズムズ感が解消されるという療法です。

このアヌタイラは、刺激がないので子供で使えるタイプになります。

使い方ですが、朝と夜に寝転んで顎を上にあげ、オイルを1~2滴鼻の中に垂らし、10分ほどホットタオルで鼻の周囲を温めるとなお効果があるそうですが、やらなくてもいいようです。

鼻から美味しい味がする人もいるようですが、もし痰が下がってきたら吐き出し、口をゆすぎましょう。

使用するときに、容器をお湯に浸して温めてもいいようです。

インド5000年の歴史の中から生まれたアーユルヴェーダの点鼻オイルの効能に関しては、そんなことがあるのかと驚くようなものもあるようです。

☆ 白髪を防いで髪を黒くします

☆ 抜け毛が減って髪の毛が増える

☆ 顔の麻痺が治る

☆ 声が太く大きくなる

☆ 鎖骨から上の病気がいきなり起こることがない

☆ 偏頭痛や頭痛持ちの人が改善する

☆ 記憶力集中力がアップ

☆ 精神的ストレスを緩和

☆ 視力を改善し、緑内障白内障を改善

☆ パーキンソン病の緩和

☆ 歯の痛みや炎症を改善

☆ 耳の痛みや中耳炎に

成分は次のものが入っています。

● ハマス

● シダー

● シナモン

● ベチバー

● サルサパリラ

● メギ科

● ジンコウ

● シャタバリ

● ハス

● ベルノキ

● カンタカリ

● ラスナ

● プリスニパルニ

● エンベリア(ヤブコウジ科)

● カッシアの葉

● カルダモン

● チェストツリーベリー

● 蓮の花

● セサミオイル
● やぎのミルク

こちらも届いているのでご紹介しておきましょう。

◎ ラソシャラ社 アヌタイラ

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成分は、アーユルヴェーダ薬草、セサミオイル、水などです。

個人的には鼻洗浄ならやったことがありますが、点鼻オイルは初めて見ました。

この点鼻オイルとカトラミデという目薬で、花粉症が楽になったという報告が販売しているインド在住20年の、個人輸入をしている方の元へ寄せられているといいますが、効果を保証するものではありませんので使用するなら自己責任でお願いいたします。

ちなみにわが家は、この方から個人輸入をさせていただいて取り寄せました!

ayurvedaherb.blog.jp

今年の花粉症は、夫にこれを使ってもらってどんな感じか実感してもらい、またここにご報告を書きたいと思います。

個人的に点鼻オイル、別に花粉症もアレルギー性鼻炎も持っていませんが、やってみようかなと思います。

健康体の人間が点鼻オイルを行うと、どんなことが起こるのかもまた体をはって行ってここに書いていきたいと思いますので、今しばらくお待ちください。

そろそろ日本でも、花粉症の人がムズムズし始めている季節になりました。

今年は筋金入りの花粉症の夫がどんなふうに変化するのか、これらの花粉症対策目薬や点鼻オイルでその変化を目の当たりにしたいと思います。

~2018年2月27日 追記~

本日から、目薬と点鼻オイルをセットで花粉症の夫が使い始めましたので、しばらく使ってみてセットで使った感想などを書き足しますので、今しばらくお待ちください。

~2018年4月24日 追記~

そろそろ花粉の季節も終わりに近づいていますが、夫が使用した感想や変化をご紹介します。

目薬や点鼻薬の最適な使用方法や感想などは、こちらの記事でまとめていますのでお役立ていただければ幸いです!

カトラミデの花粉症の効果と副作用は?通販はどこ? - 40代からの美容を考えるブログ

ハーブの錠剤ですが、夫はリナグラが良かったようです!

これを1日3回(一錠)を飲んで、点鼻薬や目薬を使いましたが、点鼻薬はラソシャラ社のアヌタイラのほうが夫的には良かったそうです!

カトラミデに関しては、点眼すると刺激があるので痛いのですが、いたくても2滴入れるのをおすすめするそうです!

これで十分乗り切れたということですから、相当夫には効果があったようです!

一番良かったのは、去年までは寝ている間にいつのまにか鼻が詰まって口呼吸になり、喉がイガイガして熟睡できなくて困っていたのですが、今年はアーユルヴェーダ花粉症セットで去年より体感的には7割減な感じだったということで、十分おすすめは出来ると感じたようです。

特に薬が嫌な人はいちど試してみるといいかも!

もし、リンク先のサイトから注文される場合は、錠剤の数などを計算して早めに注文をしてキツイ時期に錠剤が切れないようにしたほうが良いと、途中で切れてしまいキツかった夫がそう話しています!

今回は、アーユルヴェーダで花粉症対策、目薬や点鼻オイルについての情報をシェアしていきました!