40代からの美容を考えるブログ

経験と日々実践している美容や健康についてシェアさせて頂。

甘酒の効能と栄養、美容効果は?

近年、美意識の高い方達の間で、甘酒が人気となっていますが、効能や栄養、美容効果について、どんなものがあるのか見ていきます!

1 甘酒とは?

2 甘酒の栄養や効能は何?

3 甘酒の美容効果について

4 手作り甘酒の作り方

5 甘酒の飲み方は?

6 市販品で酵素が生きている甘酒

 

モデルや女優の間でも、人気の高い飲み物になっている甘酒、この美容効果などが注目されているようですが、まずは甘酒っていったい何という、基本情報からみていきます!

甘酒とは?

f:id:mo88mo:20160315045330p:plain

甘酒は、飲む点滴といわれるほど栄養価の高い飲み物ですが、誤解される方もいると思いますので書いておきますが、酒と書かれているので、完璧なお酒だと勘違いをする方もいるかと思いますが、アルコール含有はわずかしかなく、アルコール度数は1%未満となっています。

市販のものはソフトドリンクに分類されているものが多いのですが、いくらソフトドリンクといっても、子供やアルコールに弱い方が量を多く飲んでしまうと酔う可能性もありますから、注意が必要になります!

甘酒には2種類ありますので、1つずつご紹介をしていきたいと思います!

● 麹を使用する作り方の甘酒

● 酒粕を使って作る甘酒

麹を使って作る甘酒は、米麹と米と水が原料となります!

この3つを混ぜて発酵させて作りますが、同じ甘酒でも、こちらの作り方はアルコールが含まれていません。

酒粕を使って作る甘酒には、アルコールが先程説明した程度入っています。

小さなお子さんに与える場合などは、酒粕を使っていないものを飲ませたほうが安心です!

そして、2種類ある甘酒ですが、どちらかというと、米麹で作られたほうが栄養価が高いと言われています。

米麹で作られた甘酒は、本来は自然発酵させて出てくる甘みで頂く飲み物なので、砂糖は加えられませんが、商品化されているものの中には、糖類や砂糖を加えているものもありますので、よく裏側の原材料を見て、選ぶようにされてください。

酒粕は、日本酒を作るときに出る副産物になりますが、発酵酵母などの栄養素がたっぷりと含まれていて、作り方も、酒粕をお湯に溶かして砂糖を加え、加熱して作る簡単な方法になります。

日本の江戸時代は、今のように冷房などがあるわけでもありませんから、この時代の庶民は、夏バテを防ぐために、好んで甘酒を飲んでいたといわれています。

甘酒売りの「甘い・甘い・あ~ま~ざ~け~」という行商の声も、夏の風物詩であったと言われているほど、庶民の間では、一般的な飲み物だったのです!

甘酒の栄養や効能は何?

f:id:mo88mo:20160315045801p:plain

甘酒の栄養価ですが、すでに書いたとおり、飲む点滴といわれるほどですから、相当栄養価は高いと考えて良さそうです!

ビタミンB1、2、6、食物繊維葉酸、グルタミン、システイン、アルギニンなどのアミノ酸オリゴ糖、大量のブドウ糖が含まれています。

これは、栄養剤として人間に点滴される成分と同じ内容なので、飲む点滴と呼ばれているのです!

ここで誤解のないように書き加えておきますが、一般的に点滴は栄養豊富だと考える方もいるかと思いますが、あくまでも栄養成分が甘酒に似ているだけですので、勘違いしないようにしてください。

そして、甘酒を飲んだ時の、体への栄養吸収率は、なんと90%以上だといわれていて、サプリメントやビタミン剤を飲むよりも、体にプラスの作用があるといわれているのです!

ただ、カロリーは当然ビタミン剤やサプリメントより高いので、どちらを選ぶかは人それぞれになります!

効能ですが、オリゴ糖食物繊維が、腸内環境を整えてくれ、肌荒れや便秘を改善してくれる作用があります。

ブドウ糖やビタミンは、疲労回復作用があり、アスペラチンの抗がん作用、免疫力も高めてくれる、嬉しい飲み物になります。

夏に飲むときには、すりおろした生姜(解熱作用があります)を入れると、さっぱりとした口当たりになりますし、冬は熱過ぎない程度に温めて飲めば、体をぽかぽかにしてくれます。

甘酒に含まれる酵素が生きたままの商品が少ないのですが、出来れば高熱で加熱殺菌をしていない市販の甘酒を購入するか、手作りして、生きた酵素を一緒に摂取できるようにしたほうが、より健康&美容に効能を発揮してくれるますので、あなたが手にとったその商品は、どんなプロセスで作られているのかまで調べて購入されないと、最大限に甘酒の栄養や恩恵を受けられませんの、ご注意ください!

市販の殆どのものは、高温で加熱殺菌されているので、酵素が死んでしまっています。

後ほど、酵素が生きている市販品などをご紹介します!

甘酒の美容効果について

SKーⅡなどの化粧品をご存知の方や、美容意識の高い方の間では常識となっていますが、蔵人の手が美しいと言われています。

 

f:id:mo88mo:20160315045944p:plain

これが、SKーⅡが出来るきっかけにもなった発見だったとも言われていますが、甘酒の原料になる麹には、シミ、そして、美白にプラスの働きをしてくれるコウジ酸が豊富に含まれていて、メラニンの過剰生成を抑えてくれるのです。

ですから、美容効果としては、シミやくすみを防いでくれる働きがあり、肌や粘膜など保護する、ビタミンB2も豊富に含まれているので、皮膚の活性化を促す作用もあります。

ビタミンの中でもビオチンは特に、皮膚を健康に保つために必要な成分だと言われていますが、これはコラーゲンの生成に関係が深いと言われています。

ビオチンの働きで、美肌や美髪になれる美容効果が得られるとも言われているのです。

ビタミンB6には肌の保湿効果があり、必須アミノ酸は、肌の乾燥を防いでくれます!

ご存知の通り、甘酒に含まれる必須アミノ酸は、人間が体内で生成することが出来ないため、口から摂取するしかありません。

甘酒を飲むと、一度に多くの必須アミノ酸が摂取出来、健康や美容効果があるのです。

人間の表面の角質層には、天然保湿因子と呼ばれる成分があり、これが肌の潤いを保ってくれているのですが、この天然因子の40%は、アミノ酸から作られているのです。

アンチエイジング効果があるということだけでなく、美容にも効果的であると言われている甘酒は、麹菌で作ったもので、酵素が生きたままのものを飲むと、体内の自分が持っている体内酵素を節約することが出来るので、その分、自分の酵素を、代謝に回す事ができ、細胞の入れ替わりや修復がスムーズに運びます!

外から酵素を積極的に補うことで、これらの働きが活発になると、若返り効果があると考えられています。

すでに書いたように、甘酒の効能や栄養を、しっかりと体内に吸収させて、健康や美容に効果を発揮してもらうためには、米麹で作られた、発酵している甘酒を飲むことが重要となります!

便秘解消もしてくれるの、肌荒れやニキビの予防や解消にもプラスの働きをしてくれ、脂質の代謝を活性化してくれるビタミン類が沢山入っているので、脂肪燃焼しやすくなる効果があるのです!

近年、甘酒を食事のひとつとして摂取して、満腹感を感じさせ、ダイエットなどに活用している方もいるようです。

手作り甘酒の作り方

市販品のほとんどには、高温殺菌がされていて、せっかく一緒に摂取したい酵素が失われてしまっているのが残念です!

そして、甘酒は意外とお値段がいいので、手作りすることも出来ます。

ここでは、健康や美容におすすの、米麹を使った甘酒の作り方をご紹介しておきます。

せっかく手間ひまかけて作るのなら、出来るだけ健康や美容に貢献してくれ、効能が高い作り方のほうが、一石二鳥でもあります。

材料  ● お米1合 ● 米麹3カップ(乾燥は水につけて戻す) ● 水

炊いたご飯に、2倍量の水を入れて火にかけておかゆを作るか、炊くときに2倍強の水を入れて、柔らかめのご飯にする。

どちらの場合も、お米が60度になるまで冷まします、きちんと温度計を使って測ってください。

60度になったら、水を切った米麹を入れて、よく混ぜていきます。

麹菌は64度で死んでしまい、55度以下になっても、、酸っぱくなってしまい、甘酒にならないので、温度管理が重要なポイントになります!

米麹を混ぜたお米を炊飯器に入れて、60度のお湯を、ひたひたになるくらいまで注ぎ入れ、保温スイッチをいれたまま、蓋をせずに上から、清潔なふきんをかけておきましょう!

使っている炊飯器によって微妙に温度が変わります、ふきんをかけた状態で、温度が55~60度にキープされているかどうか確認しながら作っていきますが、5時間ほどで出来上がります!

うち、炊飯ジャーがないんだ、という方、大丈夫です、魔法瓶や、調乳ポットを使って作る方法もあります。

調乳ポットとは、赤ちゃんにミルクを作るときに、温度を70度に調整しておけるポットです。

もし、調乳ポットで作るのなら、次のような作り方になります。

おかゆを作り、60度に覚ましたらポットに入れて、米麹を混ぜてひたひたになるまで60度のお湯を加えていき、5時間で出来上がり。

魔法瓶での作り方は、材料を入れた魔法瓶を、電気毛布で包む、毛布に包んでこたつに入れてしまうという方法です。

どの作り方をする場合も、ポイントになるのは温度管理ですので、先ほど書いた通りの温度を守るようにしてください。

酵素は、普通は48度で働きが失われてしまうのですが、甘酒を作るプロセスで、甘くなる分解酵素は、55度で一番活性化されます。

70度以上になると、変性するため、完全に働きが失われるので、加熱し過ぎないように気を配るようにしていきましょう。

手作りと聞くと、面倒くさそうと感じたり、そこに温度管理が入ると、さらにハードルが上がるかもしれませんが、意外とやってみると楽しいものです、自分で作ると、市販品の原料に敏感になり、出来る限り余計なものを体に入れないようにしようという考えが生まれてきますので、自然と体を大切にする食材を選ぶようにもなります、現代では、お金さえ出せば大抵のものはなんでも買える便利な時代となったので、逆に手作りする手間を楽しむという気持ちを育んであげるのも、健康&美容にプラスの働きをするのではないかと、個人的には思います。

甘酒の飲み方は?

それではここから、甘酒の飲み方についての情報をまとめていきます!

タイミングとしては、朝が良いのですが、その理由は、甘酒には糖分が沢山含まれているからです。

ですから、1日を始める朝に飲むことで、良いエネルギー源となってくれるだけでなく、朝飲めば、日中活動している間に、甘酒の糖質が使われていくので、栄養にもなるだけでなく、しっかりと頭と体のエネルギー源として使い切れれば、ダイエット効果にも繋がります。

朝はどうしても食欲がないという方は、液体の甘酒を飲んで、飲む点滴といわれるほどの栄養素を吸収しやすい形で体に取り入れておくことで、エネルギー切れを起こすのを防ぐことが出来ます!

飲むときには、酵素が生きている甘酒を選んだ場合は、熱すぎるほど温めるのはNGだとすでに書いていますので、温度には十分気をつけてください。

飲み方ですが、そのままぬるま湯やお水で薄めて飲む方法以外に、豆乳や野菜ジュースなどに加える、牛乳と混ぜる、バナナやヨーグルトを入れる、生姜を加えてみるなどがあります。

豆乳と甘酒は、女優がテレビで紹介してから、実行している女性が増えたといわれています。

大豆のサポニンには、抗酸化作用があり、大豆イソフラボンが、女性ホルモンの働きに似た作用があることはよく知られています。

他の飲み物と混ぜる場合の、基本の割合は1:1となっています。

バナナを入れるときは、甘酒コップ一杯(180ml~200ml)の中に、潰したバナナをいれる、ヨーグルトの場合は、市販されているカップのヨーグルトの量なら、甘酒をスプーン3~4杯ほど入れる、飲むヨーグルトなら、2:1の割合にすると飲みやすくなります。

生姜を入れると、ぽかぽかになると言われていますが、より細かく言えば、粉末タイプなら、体を温めてくれますが、生の生姜をすりおろしたものは、解熱作用があるので、実は逆に体を冷やす元になると考えられていますので、100度以下でしっかりと加熱するか蒸した生姜なら、胃腸から体を温めてくれますが、いちいち加熱するのは手間なので、粉末が便利です!

市販で酵素が生きている甘酒

ここからは、市販品で、酵素が生きている甘酒で、身近で手に入りやすいものをご紹介していきたいと思います。

まずは、以前からこちらの甘酒をたまに飲んできましたので、自分がきちんと試してきたものをご紹介していきたいと思います。

マルクラ食品有限会社というところが発売している、「玄米甘酒」です。

↓近所のこだわり食品の店で購入しました!

f:id:mo88mo:20160315052356p:plain

こちらの商品は、原料が白米ではなく玄米になっていますが、白米で作った甘酒も販売されています。

購入した玄米の甘酒は、玄米の栄養もしっかりと入っているので、言うなれば、2016年3月現在、日本で「酵素玄米」が流行していますが、あれもまた作るのがかなり手間がかかりますので、こちらの玄米甘酒なら、酵素も失われていませんので、こちらのほうが摂取するのに楽ちんかなと個人的には感じます。

酵素玄米は3日間発酵させていきます、いろいろと栄養価については意見があるかと思いますが、あくまでも同じような効能がある製品であるという視点から、玄米酵素が面倒なら、こちらが手軽かなという個人的な、意見です。

250g入っていて、100gあたりのエネルギーは211kcal、一度に一袋飲むと、まさに一食分のカロリーになりますが、現代ではカロリーでダイエットするのはすでに古いと言われています、もちろん毎日飲み過ぎるほど過剰摂取をして、他にも食事を普通に食べて、運動の習慣もなければ、ダイエットにつながらないとは思いますが、個人的には、だいたい100g以下の量を一回分取り出して、水で薄めて飲んだりしています。

酵素が生きていますから、間違っても熱湯を入れてしまわないように気をつけてください。

せっかく、酵素の生きている、そして玄米で作られた甘酒をゲットしたのに、最後に熱湯を入れてしまったら、酵素が失われてしまうので、残念です。

甘酒に関しては、こちらの記事にも情報をまとめています!

手作り甘酒づくりも始めたので、情報をお役立ていただければ幸いです!

甘酒の作り方はヨーグルトメーカーが安くて簡単♪ - 40代からの美容を考えるブログ

もうひとつ、女優の檀れいさんが、同じく手作り甘酒を作って美容法として紹介しています。

情報をまとめた記事はこちらになります。

檀れいの美容法は甘酒に秘密があった!? - 40代からの美容を考えるブログ

今回は、甘酒の効能や栄養についてや、美容にどんな効果があるのかといった情報をまとめていきました。