オレンジの美容効果がスゴイ理由!
果物のオレンジ、この中には美容効果が眠っているそうです!一体どんなスゴイ理由があるのでしょうか?
1 オレンジの歴史
2 オレンジの美容効果は?
3 オレンジを食べるときの注意点は?
4 アロマオイルのオレンジの美容効果は?
元々果物には美容効果があると言われてきていて、モデルや女優なども積極的に食べていると話しています。
その果物の中でも、オレンジに含まれている美容効果について情報をまとめていきます!
オレンジの歴史
美容効果が高いといわれるオレンジは、イタリアやギリシャ、スペインなどの地中海地方でたくさん生産されています!
ミカン科ミカン属の常緑小高木で、和名は甘橙(アマダイダイ)と呼ばれています!
そして、オレンジの木は観賞用にするために街中に植えられている場所もあり、このオレンジの木に出来る実は、苦いので食べられないのですが、以前はスペインでマーマレードにして海外に輸出していましたが、現在では国内のみで販売されています。
オレンジの歴史を調べると、アラブ人がイベリア半島へ持ち込んだことから始まっているようです。
そして、当初はハーレムに植えて、香りを楽しみ、さらには観賞用として人間の目を和ませてくれたのです。
原産はインド、ヒマラヤ山嶺の高原地帯になりますが、元は野生のスイートオレンジが始まりで、15世紀の大航海をしていた時代に東洋にやってたポルトガル人が、ヨーロッパへオレンジを広めていきました!
その後、19世紀になってから、地中海品種のオレンジが、新大陸のアメリカへ伝わったのです。
カリフォルニア州とフロリダ州で広まったオレンジが、突然変異を起こしてバレンシアオレンジが出来たのです!
スペイン出身の農家の人が、突然変異をしたバレンシアオレンジを発見、自分が生まれ育った国にあるオレンジに大変似ていたことから、バレンシアオレンジと名づけられたのです。
こうして、アメリカ生まれのオレンジに、スペインの名前がつけられ、日本にも輸出されています。
スペイン語では、「スーモ・デ・ナラン」と呼ばれていて、この国では2月~3月に収穫され、安く出回っています。
日本には明治時代に入ってきました!
ネーブルオレンジは、1876年に、ブラジルからワシントン州を経てカリフォルニア州で栽培されるようになりました。
日本でネーブルオレンジを栽培している場所は、愛媛県、広島県、和歌山県で、どこもみかんの産地で有名な場所になります!
ルイ14世もオレンジをこよなく愛したと言われていて、自分で植えたオレンジの様子を、戦地にいても知らせて欲しいと手紙を送ったそうです!
そして、オレンジはその形から、天界の果物を表していて、無限や完全を象徴していると考えられています。
丸い形から、女性のシンボルとして考えられてる面もあり、貞節、豊穣、寛容を表すとも考えられています。
占星術では、色や形から土星と関連しているという指摘がされていて、色は火の象徴で、野心、聖霊、誇りを表し、さらにオレンジという色から、熱の色でもあると考えられていて、結婚、情欲、健康、活力、博愛などといった様々なものを表すと考えられています。
そして、オレンジは大きく分けて3種類ありますのでご紹介しておきましょう。
● ネーブルオレンジ
● 普通オレンジ
● ブラッドオレンジ
ネーブルオレンジはお尻の部分にへそがあるのが特徴になっていて、英語でへそはネーブルなのでそのまんまの名前を付けられているのです!
ブラッドオレンジは、果肉が赤いため、英語で血がブラッドという言葉なので、そのまんまこれも名前を付けられたということになります!
もっとひねっても良かったのではと、個人的には思ったのでツッコミを入れておきます(笑)。
日本のスーパーで売られているバレンシアオレンジは、普通オレンジの種類になるのです!
良いオレンジの見分け方もご紹介しておきます!
皮にハリやツヤがあって、色が鮮やかなもので、持つとずっしりと重みを感じるものを選ぶようにしてください!
味が落ちている可能性があるのは次のようなオレンジです!
● 皮がフカフカしている
● 形がいびつ
● キメが粗い
● 重さが軽い(水分量が少なくてパサパサな場合があります)
毎年4月14日は「オレンジデー」という記念日になり、オレンジの花言葉は「花嫁の喜び」なんだとか!
そして、バレンタインデー、ホワイトデーがありますが、オレンジデーは、夫婦同士の絆や愛を確かなものにするために、オレンジや、オレンジ色のプレゼントを贈る日だということです。
個人的にこの記事をまとめるまで、選び方も、オレンジデーの存在も知りませんでしたが、知らない間にいろんな記念日を作っているのですね!
オレンジの美容効果は?
ここからは、オレンジの美容効果について情報をまとめていきます!
オレンジは、ビタミンCが非常に多く含まれているので、美容効果は高いと考えられます!
ビタミンCは、コラーゲンの生成を促し、頭皮や細胞血管を丈夫にしてくれる働きがありますから、肌質の向上に役立ちます!
クエン酸も多いので、疲労回復効果や体の代謝を上げてくれる働きがありますから、脂肪燃焼させやすくなります。
ブラッドオレンジの赤い果肉には、アントシアニンが豊富に含まれているので抗酸化作用が高く、アンチエイジングにも効果的で、美肌に導いてくれる嬉しい果物になります!
βカロテンやビタミンB12が豊富に含まれていますので、肌の粘膜に作用し、美肌や脂肪燃焼効果があります。
βカロテンは体内に入ると、ビタミンAに変わって肌や粘膜の形成を助けてくれ、肌老化をふせ防いでくれるのです。
オレンジの美容効果をあますところなく経験したいなら、実は皮もしっかりと摂取することが大事なポイントにもなってきます!
実は、オレンジの薄皮や白い筋には、ヘスペリジン(ビタミンP)が含まれていて、これは末梢血管を丈夫にする働きがあります。
さらに、ヘスペリジンは抗酸化作用の高いポリフェノールの一種なので、アンチエイジングにも効果を発揮してくれます!
オレンジの実にはペクチンが含まれていて、これは水溶性食物繊維になりますから、便秘解消に一役買ってくれるので、もちろん便秘が解消されれば、肌のくすみなども取れますから、美容効果は高い果物になるという話になります!
ヘスペリジンには、アレルギーを抑える作用があることが報告されていて、敏感肌の予防や改善になるのではということで、化粧品メーカーなどが研究を行っているのです!
オレンジは1個あたり大きさによりますが、44~77kcalあり、糖分が多い果物ですから、糖質をコントロールしながら摂取しないと、ダイエットに逆効果になってしまいますので、摂取するときには、一日の食事内容をチェックして糖質過多にならないように気を配ったほうが良さそうです!
それでは、オレンジの美容効果を分かりやすくまとめていきましょう!
● 抗酸化作用があるのでアンチエイジング効果がある
● 美肌効果がある
● 免疫力を高め、ストレスを緩和するので、肌荒れ防止に役立つ
● 食物繊維が多いので便秘解消で美肌作用がある
オレンジを食べるときの注意点は?
オレンジの美容効果はよく分かったけれど、確か輸入品が多いオレンジって、なんだか体に心配ななんらかのものが吹きつけられているって聞いたけど・・・
そう思っている方もいるのではないでしょうか?
実はそうなんです!
アメリカから輸入されてくるバレンシアオレンジなどには、イマザリルという、収穫後のカビを防ぐためのポストハーベスト農薬を吹き付けているのです!
元々日本では、ポストハーベスト農薬の使用が禁止されています。
それなのに何故これが大量に吹きかけられているオレンジが、日本のスーパーに並んでいるのでしょうか?
実は、1992年に、日本政府が、オレンジに吹きかけられているポストハーベスト農薬を、食品に添加しているという無理矢理な理屈で許可した歴史があるのです。
アメリカから日本に輸送するときに、オレンジにカビが生えるのを防ぐ目的ですが、アメリカの圧力でこのような理屈となり、結局普通に出回っているとも言われています。
ですから、いろいろと調べていって個人的見解を書かせて頂きますと、国内で作られたもの以外の、輸入物のオレンジは口にしないほうが安全だと思います。
水で洗ってもこのイザマリルは取れないだけでなく、すでに実にまでこの農薬が浸透している可能性が高いと言われているのです。
無農薬のオレンジか国産の安全なものを食べるようにして、あなたの健康と美容を守ってあげてください。
こういった、あまりよく知られていない話を理解し、食品を選ぶ時の基準を自分の中に持っていると、いろんな面で安心でもあります。
オレンジ自体に美容効果は高いですが、そういった情報だけに躍らされるのではなく、その食材は安心なのかどうかもチェックするようにしましょう。
そして、この意見は、あくまでも個人的見解ですので、そこはご了承ください!
どこまで気にして気をつけるかは、個人個人の考え方になるかと思いますので、あくまでもこんな情報があるのですが・・・というシェアになります!
アロマオイルのオレンジの美容効果は?
ここからは、香りにも様々な効能があると言われるオレンジの、アロマオイルのほうの美容効果について情報をまとめていきます!
アロマテラピーでは、オレンジ・スイートと呼ばれていますが、オレンジ・ビターもあり、2種類あるのです!
果実の皮から圧搾法で作られるアロマオイルのオレンジは、人間が使用するとリフレッシュ出来、リラックス効果が実感できる精油になります!
心理的ストレスが関係している消化器系のトラブルに効果を発揮し、風邪の症状や冷え性を緩和してくれ、ダイエット中の人は食欲が増すので、終わるまでは使用を控えたほうがいいでしょう。
リモネンという成分が9割を占めていて、これには鎮静作用や血行を促進してくれる働きがありますので、冷え性に効果的だと考えられています。
肌などの美容効果は、発汗作用があるので老廃物を排出してくれ、コラーゲンを育成してくれる作用や保湿作用がありますので、乾燥肌の人にもおすすめになります。
すでに食物のオレンジのところで書いたように、アレルギーを抑える働きがあり、これが肌トラブルの改善に繋がるのではということで、化粧品会社も研究をしているくらいですから、人間が気づいていないまだまだ大きな肌に対する嬉しい効果があるのではと考えられ、ポストハーベスト農薬の問題がありますので、食べるよりアロマオイルを使ったほうが、より安心で安全で効果的ではないかと個人的には思います。
肌のくすみを取り除き、美肌に導いてくれるアロマオイルの一つであると言われています。
皮から抽出されるということは、ヘスペリジンが多く含まれていることになりますから、非常に抗酸化力が高いアロマオイルという話になります。
美容効果を考えると、こちらを使用したほうが安全で安心であるのでは、と個人的には思います。
今回は、オレンジの美容効果について、食べるほうとアロマオイル両方の情報をまとめていきました!