LEDの美容効果とは?!副作用は大丈夫?
LEDの美容効果や副作用についての情報をまとめていきます!
1 LEDとは?
2 LEDの美容効果は?
3 LEDの色別美容効果の詳細
4 LEDに副作用や危険性はあるの?
5 LEDの医療効果は?
6 日本でLED照射出来るところはあるの?美容機器は?
7 LEDの美容効果についてnaomiのまとめ
LEDに美容効果があると言われています。
そう、あなたの家にあるあの電球です!
今回の記事では、一体LEDにはどんな美容効果があるのか、副作用についてなどの情報をまとめていきたいと思います!
LEDとは?
まずは、LEDとは一体何かを初心者にも分かりやすく説明していきます!
LEDとは、「Light Emitting Diode(ライト・エミッティング・ダイオード)」の略で、日本語に翻訳すると、発光ダイオードになります。
読み方は一般的にエル・イー・ディーで、レッドという読み方は間違いになります。
LEDは材料の違いで、様々な色を出すことが出来、pn接合と呼ばれている仕組みの半導体からなっていて、そこへ電流を流すことによってp型半導体から正の電荷(でんか=物体が帯びている電気の量)を持った正孔(電子が出ていった後の抜け殻)が、n型半導体から負の電荷を持った電子が互いに向けて動き出します。
正孔と電子が接合する面で出会い、正負の電荷を打ち消し合って、そのときに余ったエネルギーを光エネルギーに変換し発光します。
この原理をエレクトロルミネセンス効果と呼んでいます。
それでは、家庭でも使われているLEDのデメリットとメリットについて見ていきましょう!
~メリット~
● 蛍光灯の4倍の4万時間使えるので、取替の手間が省ける
● LED単体で、様々な色が出せる
● 紫外線や赤外線の放射がほとんどないので、家に置いてある美術品などに損傷を与えない
● 室内が低温になっても発光効率が変わらないため気温に作用されず、一定の明るさを保つことが出来る
● 二酸化炭素排出量は少ない
● 水銀を使っていないため環境に優しい
● 消費電力は白熱電球の10分の1なので低コスト&低発熱
● 電圧に対しての反応が早いため、スイッチを入れてすぐに最大の明るさになる
● 紫外線を出さないので虫が寄ってこないため街頭向き
● ガラスやフィラメントが使われていないので、衝撃&振動に強いので壊れにくい
フィラメントとは、電球や真空管の内部にあって、電流を流して熱電子を放出する細い線のことです。
● トイレ、洗面所などのオンオフが激しい場所でも寿命が縮まることはない
~デメリット~
● 電球と本体が一体となっている作りなので、電球だけを変える事ができない
● 熱に弱いので、大電流を流すとLED素子が損傷を受ける可能性がある
● 蛍光灯や白熱電球に比べて、最大輝度は暗い
● 光に指向性(音や光、電波などの波が、源からの方向によって強さが異なる現象)があるので、均一に光を発射出来ない
● 蛍光灯に比べてコストが高い
● LED電球には電源回路が入っているので、蛍光ランプと比較すると重量が重い
美容効果もあると言われるLEDの最大の特徴は、御存知の通り白熱電球と比べて寿命が相当長いことです。
半導体の素子(要求する機能を発揮する物体を抽象的に表す言葉)そのものは、なんと半永久的に使えるのです!
室内外の照明だけでなく、街頭、信号機や大型ビジョン、車のヘッドライトやイルミネーション、近距離ネットワークの通信用途やリモコン、ブルーレイやスマホのバックライトなど、様々なところで使われています!
LED広告などは、白熱電球や蛍光灯、ネオン管などに比べて電力コストをかなり大幅に削減できます!
発熱量も非常に少ないので、地球温暖化対策にもなり、一石二鳥になります。
1960年代に赤色が開発され、緑色が次に開発、青色はなかなか出来なかったのですが、2014年に日本人3人がノーベル賞を受賞したのでよく覚えている方も多いのではないでしょうか?
LEDの美容効果は?
LEDは、美容業界からも、美容方法などに活用されるようになっています。
美容機器やエステなどで、LEDの光を肌に照射することで、肌にダメージを与えることなく美肌作用があると考えられています。
すでにご説明したとおり、LEDには肌に有害な影響を与える紫外線を含まないので、肌に照射すると、血行を良くし、細胞の代謝を活性化し、肌にハリや弾力を与えてくれ、透明感や肌のキメを整えてくれます。
しかも、LEDは光の種類によって、肌への効果が違うことも分かっていて、次のような違いがあります。
● 青・・・殺菌作用、ニキビ対策
● 緑・・・肌の透明感を高める
● 赤・近赤外線・・・肌質の向上
● 黄・・・メラニンを排出する
● 白・・・リフトアップ
美容機器などにLEDが活用されるようになったのは、従来の機器に設置していたUVカットフィルターを使わないでいいこと、そして発熱量が少ないので、省エネが可能だからだと言われています。
小型のものなら、バッテリーを内蔵した充電式のものもあり、持ち運びにも便利な製品も出ています。
LEDだけでなく、光照射などのエステは、施術者によって効果は違うと言われています。
そして、人体に有害な波長を含んでいないLEDは、体に安心して使用できるのが特徴でもあります。
そもそも、電気に使われてきたLEDを美容効果があるとして使うことを思いついたのは誰なのでしょうか?
実は、NASAなのです!
宇宙で植物を育てるために、LEDを照射するという研究が行われ、その後は宇宙飛行士の怪我を治すために、LEDが使われたのです。
その後研究が進められていき、現在ではがん患者の治療補助に使えないかという研究もされています。
宇宙飛行士に照射したら、なんと筋肉細胞のDNA合成が5倍に跳ね上がったという報告もされているのです!
これは驚きです、もう人間は老化しない状態になれるまで、すぐそこまで技術などの発見や開発がされているようです!
個人的にゴールドジムに通っているのですが、そこにも、入るだけで肌にハリが出るというコラーゲンマシンが置いてありますが、すべての店に置いてあるわけではないので、まだ入ったことがありませんが、もうこんな感じで、様々な技術革新が起きています!
追記
通っているジムの店にも、コラーゲンマシーンが導入されましたので、入ることにしました。
情報はこちらにまとめていますので、お役立て頂ければ幸いです。
LEDの色別美容効果の詳細
NASAでも研究をして大きな成果があがっていると言われるLEDの、色別の美容効果について詳しくここからは情報をシェアしていきます!
● 赤・・・波長が633mmで、ミトコンドリアや、免疫細胞に働きかけて細胞を活性化するという作用があることが分かっています!
赤を使うと、次のような美容効果があると考えられます!
➀ コラーゲンを生成し、小じわ、肌のハリを改善し、くすみや肌のキメにも効果的
➁ くまやニキビの赤みを軽減、ニキビ跡の改善
➂ 血行を促進するので肌のトーンが明るくなる
➃ アンチエイジング効果
赤色のLEDの美容効果は美肌ということになります!
● 白・・・波長が830mmで、波長が一番長いので、肌の深部にまで光が届くと言われています。
➀ しわ、ほうれい線、たるみの改善
➁ 肌を引き締めてリフトアップし、コンデイションを整えてくれる
アンチエイジング全般に美容効果があると考えられます。
● 青・・・波長が415mmで、アクネ菌への殺菌効果がとにかく高いことで知られています。
➀ 肌の殺菌、ニキビやニキビ跡の治療
➁ 皮脂の分泌を抑制し、毛穴を縮小してくれる
➂ 肌のキメを整え、再生してくれる
LEDに副作用や危険性はあるの?
安心、安全、効果も高いと言われるLEDの美容効果ですが、副作用の心配はないのでしょうか?
これがまったくと言っていいほどこれまで報告されていないだけでなく、2009年にアメリカで開催されたLLLT(低出力レーザー治療)のシンポジウムでは、LEDは、ストレスを受けた細胞のみに働きかけ、正常な細胞には影響を与えないと発表されたのです!
ただ、次の状態の方は、医師に相談したり、他に有効な使用方法がある場合があるので、こちらも医師に尋ねてみたほうがいいようです。
● 妊娠中
● がんを発症している
● 免疫増強剤を服用中
● 甲状腺機能に異常がある
日本でもLED美容を扱っているクリニックでは、本人の肌状態や、生活環境、体調などを聞いてから、どのLEDの色が最適か提案してくれます。
~追記 2018年4月3日~
そして、この記事を書いた2016年11月現在では、LEDの副作用や危険性に関しては報告がないと言われていますが、追記している日付になっても、特に問題が出ていませんが、書き忘れていた情報がありますので追記しておきます。
LED美顔器などで使われているのは可視光線というものなので、人体に無害だと言われています!
ただ、LED照明のブルーライト(青色光)に関しては、目に対する直接的な傷害と、生体リズムや睡眠への直接的な障害が懸念されていると言われています!
★ 目に対する傷害・・・ブルーライトは大気中の粒子がぶつかり、光が散乱しやすいのでパソコンのディスプレイなどの文字がにじみやすくなったり、ピントを合わせるために瞳孔が収縮させる「毛様体筋」を刺激するので目が疲れやすくなります。
これが原因となって、ドライアイや眼精疲労になってしまうのです。
★ 生体リズムや睡眠への障害・・・LED照明やモニターから発せられるブルーライトは夜に長時間浴びると、メラトニンというホルモンの分泌が抑制され生活リズムが狂うことで不眠の原因となるという指摘があります!
ですが、これらの危険性や副作用に関する心配も、普通に普段使用しているだけならそれほど心配することはないと考えられています。
そして、ブルーライトは可視光線の中でも最も波長が短い=エネルギーが高いので、紫外線のお隣さんという位置づけになるのです。
ですから、単独でブルーライトを浴び続ける=紫外線を浴びすぎたときと同じ障害がでるだろうという話になるのです。
ドイツの研究では、ブルーライトは体が活性化するので、午前中に適量を浴びるのが良いというものがあるようです!
他の研究結果では、LEDの青い光は肌の奥にまで浸透して、しみの原因になったり老化の原因となる活性酸素を増加させるという説もあるといいます。
美容器具用に開発されたLEDなどは、使用頻度や時間を守って使うようにしたほうが安心です!
ブルーライトを避けて、他の色のLEDを使用すればそれらには今のところ副作用や危険性がないと言われていますので選択すればすむという話になります!
こちらの情報もお役立てください。
美容器具に関しては、1週間に1~5回を一回20分ほどですし直視するわけではありませんので目に対する刺激はないと考えられます。
LEDの医療効果は?
日本ではまだまだ医療の現場で活用されていないと言われているLEDですが、海外では医療現場などで使われていたり、米軍の兵士の怪我の治療などにも役立てられています。
2016年現在では、LEDを使った医療効果については、次のようなことが分かっています。
● 白・・・炎症を抑え、メラトニンの分泌を促進することで、睡眠障害が改善される
● 緑・・・黄疸の緩和や色素沈着の改善
● 紫・・・カビを死滅させる
● 黄・・・細胞修復機能を活性化
● 赤・・・傷ややけどの治りが早くなり、発毛促進や皮膚再生が促され、糖尿病性皮膚潰瘍の治療、口腔粘膜症の治療
● 青・・・うつや睡眠障害の改善
カリフォルニア州レッドウッドシティの、内分泌学者のジョセフ・プレンダーガスト博士が、糖尿病によって神経障害を持つ200人の患者にLED照射したところ(1回40分✕10回)、患者の95%が脚にいくらか感覚が戻ったそうです!
しかも、アメリカでは、糖尿病で視力を失った人が、再び光を取り戻したという報告もされているのです!
米軍や老人ホームでは、すでにLED照射の導入が進んでいて、なんと、雑誌やメディアが競ってこの話題を取り上げているのです!
さらに、アメリカでは65歳以上の高齢者を対象にした医療健康保険制度などは、一部のLED治療を保険の適応対象として認めているのです、しかも2003年時で・・・!
ただ、研究者達も、どうしてLEDにこのような作用があるのかは分かっていないのです。
それでも、臨床現場では驚くほどの治癒力を発揮しているLEDは、非常に重宝されているのです!
日本でLED照射出来るところはあるの?美容機器は?
アメリカではかなり広まっていると言われ、医療関係にも活用されているLEDですが、日本では照射出来るところはあるのでしょうか?
美容クリニックや皮膚科などで取り扱っているところがあるようですので、ネットでお近くでやってくれるところはないか探してみてください。
有名なところで、美容皮膚科タカミクリニックなどで、タカミ式LED治療を行っています。
一般的に、青、赤、白の光を当てるという施術を行っていて、タカミ式では、青と赤は一回20分で5400円、アンチエイジング効果が高いと言われている白は、同じ時間で一回10800円になっています。
ニキビ治療に効果的だと言われている青は、なんと保険適応として扱っている皮膚科もあり、頑固で繰り返すニキビに悩んでいる方は、自己負担一回あたり350円で受けられるところもあります!
ただ、すでに書いたように、個人差があるので、ニキビにはあまり効かなかったという体験談もあります。
効果などは穏やかであると言われています、何度か施術を受ける必要もあるようです。
美容機器ですが、マスクや美顔器など、様々なものが販売されていて、マスクは海外のものなどをアマゾンなどで販売していて値段も1万円ほどで、7色使えるものや3色だけのものなどがあります。
色々と調べていくと、マスクタイプが高評のようですが、効果は人によってまちまちになるようです。
一回の施術が、皮膚科で3000円くらいだったりするようですが、自宅で使うか、クリニックなどに通うかは好みによるのかなとおもいます。
そして、このLED美顔器は高いものだと10万円以上するものもあります、まさにピンきりで、海外の製品を販売しているところもあり、そこで購入すると説明書が英語になっているのですが、販売元へ連絡をするとすぐに対応してくれる敏速さもあるようです!
こちらの記事もお役立てください!
LEDの美容効果についてnaomiのまとめ
ここまで、LEDの美容効果についていろいろと情報をまとめていきましたが、アンチエイジングの世界もかなり速いスピードでさまざまなものが作られていますよね!
近年では、老化の2割は自然なもので、8割はなんと光による劣化が関係していることが分かってきています!
これらについて詳しい情報はこちらで記事にまとめていますので、お役立ていただければ幸いです!
近赤外線とは?肌に危険!日焼け止めは効くの? - 40代からの美容を考えるブログ
こちらの記事でまとめた情報から考えると、LEDも光を活用したものなので、さまざまな効能がこんごの研究で明らかになっていくのかなといった印象を持ちます!
光にはまだまだ人間が科学的に解明できていない力が秘められていると考えると、まだまだ人間の可能性は広がるのだろうなとワクワクしますが、あなたはどう思いますか?
地球に生きるすべての生命にそのエネルギーを当てて育んでいるのですから、なんらかの美容効果も眠っているのでしょうね!
今回は、LEDの美容効果や副作用の心配についてなどの情報をまとめていきました!