制汗剤で危険な商品はどれなのかといった情報をまとめてシェアします!
1 制汗剤とは?メリットとリスクは?
2 制汗剤の種類や危険な商品はどれ?
3 制汗剤で乳がんになるの?
4 制汗剤の作り方
普段から、当たり前に制汗剤を使っている方もいるのではないでしょうか?
今回の記事では、危険なものもあるといわれている制汗剤について、どれが駄目なのか商品などの情報をシェアしていきます!
制汗剤とは?メリットとリスクは?
制汗剤は脇汗の匂いや汗ジミなどの対策に使うアイテムですが、汗を抑えたい、匂いを抑えたい、脇の下を清潔に保ちたいなど、さまざまな目的で使用されます。
メリットは、暑い時期の脇の下の悩み対策が出来ることですが、デメリットもあります。
どんなデメリットがあるのかご紹介していきましょう。
● ワキに黒ずみが出来ることがある
● 殺菌作用の強いものを使っていると、ワキの常在菌の状態を変えてしまい、逆に匂いが強くなる
● 汗腺を防ぐ範囲が広くなると身体に負担がかかる
● かぶれや肌の炎症、かゆみが出る場合がある
● 肌の弱い人は刺激となってしまう
● 色素沈着する場合があります
● 長期間使い続けると効果がなくなってしまう
● 化学成分が多く含まれている場合、肌に合わないこともある
一見便利そうに見える制汗剤ですが、やはり使いすぎや、多用は身体への不具合を起こす可能性が高まるので、使用はほどほどにしておいたほうが無難です!
制汗剤の種類や危険な商品はどれ?
暑い季節にはお世話になる人も多い制汗剤、どんな種類があるのかご紹介していきましょう。
☆ スプレータイプ
片手で簡単に使え、持ち運びも便利なのですが、使用するときに音がしたり匂いが広がるので、誰にもバレずにこっそりと使用するというタイプではありません。
しかも、意外と皮膚に付着しないので、消臭や制汗効果は薄いと言われています。
☆ スティックタイプ
直接肌に塗り込むタイプなので、衛生面では他のものに劣ってしまいます。
☆ ロールオンタイプ
先端にローラー状のボールが付いているので、脇の下でコロコロと転がして使用するタイプです。
これは薬剤がしっかりとワキに付着するので、効果は高いと言われています。
ただ、これもスティックタイプと同じで直接肌に塗るので、衛生面で劣ってしまいます。
☆ シートタイプ
汗をかいてべとついた肌を清潔にするシートタイプです。
とても手軽に肌をさっぱりさせられ、パウダー付きなら使用後にさっぱり感を感じられ、手軽に使えます。
☆ クリームorジェルタイプ
必要な量を手にとってワキに塗り込むタイプなので、衛生面では心配ありません。
それでは、制汗剤で危険な商品はどれになるのか、気になるこちらの情報を見ていきましょう。
賛否両論がある制汗剤ですが、一体なにが危険だと言われているのでしょうか?
制汗剤に含まれる、次の成分が危険であると言われています。
● 塩化アルミニウム
● 銀イオン
これらの成分が危険だと言われているのですが、その理由は一体なんでしょうか?
塩化アルミニウムは、肌のかぶれとかゆみを引き起こす場合があります。
他にも、海外の研究では、蓄積した塩化アルミニウムが乳がんを引き起こす可能性が高いという情報を発信しているところもありますが、実際にこれが原因で乳がんになった人は未だにいないといわれています。
銀イオンの危険ですが、銀は食器や食品添加物に使われるくらい安全性が確認されているのですが、銀イオンは強い毒性が指摘されていて、大学の研究でも金属アレルギーを引き起こすことが分かっています。
高い殺菌力と消臭力があるため、安全性に問題がないと長年制汗剤に使用されてきましたが、人によってはなんらかの体調不良などを引き起こす場合があると言われています。
多くの制汗剤にこれらは使用されていて、人によっては肌のかぶれとかゆみ、湿疹を引き起こす場合がありますので、危険な商品はどれと問われるならば、これが入っているものですと答えるしかなく、商品を手にとって頂いて入っているかどうかをチェックしていただくしかありません。
あえて薬局で購入できるもので、塩化アルミニウムの入っている商品をあげるとすると、どれと聞かれればこれと答えます。
● オドレミン・・・塩化アルミニウム濃度は13%
このように、高濃度になっているものは危険度があがる可能性があります。
危険な制汗剤の商品はどれと思ったら、あなたが持っている制汗剤に塩化アルミニウムや銀イオンが入っているかどうかでチェックしますが、だいたい市販のものは濃度が低いので制汗剤としての作用自体が薄いとも言われています。
現在、オーガニックのものや、他の成分を使用して作られているものも数多く出てきています!
これらの成分を使わない制汗剤に変えてみたり、手作りしてみるのも手です!
手作り用の情報は、のちほどご紹介します!
制汗剤で乳がんにんるの?
先程も書きましたが、どうやら、制汗剤で乳がんになるという驚きの情報があるようです、一体どんなものなのか見ていきましょう。
アメリカの医学誌「Joumal of Applied Toxicology」4月号(2006年)に掲載された報告によりますと、制汗剤に含まれるアルミニウム塩類には、乳がんリスクを増大させる可能性があることが分かったようです。
他にも、アルツハイマー病の原因になるということが学会でも発表されたそうです。
ただ、日本の病院では、制汗剤で乳がんになったという話は聞いたことがないということで、その可能性がないとは言い切れないけれど、だからといって制汗剤の商品のどれを使うと危険だと言い切れるものもないのです。
制汗剤の作り方
ここからは、自分で作ることが出来る、塩化アルミニウムにも銀イオンも入っていない手作り制汗剤の作り方をご紹介していきましょう!
用意するものはこれです!
● 重曹 小さじ1
● 水 100ml
● スプレーボトル
水と重曹をスプレーボトルに入れて、よく振って重曹をしっかりと溶かしましょう。
● ローズマリーティー 1カップ
● りんご酢 1/2カップ
● ガラス瓶
ガラス瓶にローズマリーティーを入れ、リンゴ酢を加えて混ぜ合わせましょう。
これに蓋をして、冷暗所で10日寝かせます。
その後目の細かいザルで一度濾し、スプレーボトルなどに入れて使いましょう。
簡単に手作りの制汗剤を作り、危険な商品を使用しないという選択をすることも、どれを選べばいいか迷う制汗剤選びで困らない知恵になります。
今回は、制汗剤で危険な商品はどれなのかといった情報をまとめていきました!