髪をドライヤーで乾かす理由!自然乾燥は?
髪をドライヤーで乾かすほうがいいといいますが、自然乾燥させないほうがいい理由などについてまとめていきます!
1 髪を洗う理由
2 髪は自然乾燥ではだめなの?
3 髪をドライヤーで乾かす理由は?
中学、高校生の頃は、髪を自然乾燥させるのが個人的なブームで、ドライヤーを使うのをかなり嫌がっていた思い出がありますが、2017年現在では、美容師がドライヤーを使って髪を乾かすほうが、自然乾燥させるよりも良いと発言しています。
一体その理由はどんなものがあるのでしょうか?
髪を洗う理由
歴史を振り返ると、平安時代の女性は髪が長かったのに、普段から頻繁に洗髪などはしませんでしたから、髪を洗うという行動は近代の習慣だという話は、いたるところでよく聞く話です。
しかも、海外女性達は週に2~3回ほどしか髪を洗う習慣がないという話も一般的によく聞きますが、そもそも髪を洗う理由は何でしょうか?
改めて考えてみたい、髪を洗う理由についてまずは理解していきたいと思います!
そもそも、一般的に日本人が髪をよく洗うようになったのは戦後のことだと考えられています。
理由は、一般家庭で内風呂やシャワーが普及したことが大きな理由になるようです!
平安時代の女性は、年に一度程度しか洗髪をしなかったと言われていて、しかもそのときに使っていたものは、天然の界面活性剤となってくれるコメのとぎ汁です。
実はコメのとぎ汁には、yグロブリンという成分があり、これはコメに含まれているたんぱく質の一種で、自然界の界面活性剤として働きます!
界面活性剤とは、解りやすく説明すると水と油をくっつけてくれるので、油汚れが水に流せる状態にしてくれます。
江戸時代の人達は髪を結っていましたが、この状態を保つために使っていた油を落とすために、卵白やうどん粉を使っていたという記録があるそうです。
これは、小麦粉や卵白に含まれる高分子コロイド物質が汚れと結合して、さらに高分子の不溶性物質になることで汚れを取り除きます。
もっと前の時代は、灰を使って髪を洗っていたとも言われています。
現代では、意外と女性でも毎日髪を洗うのが面倒で、2~3日に一度とか、強者は1週間くらい洗わないという方もいるようですが、フランスでは、一週間に1回が一般的だと言われています。
理由は、日本と比べてフランスは乾燥していることと、水質が硬水なので、頻繁に洗うと頭皮に影響があるからだと言われています。
生活している環境によっては、髪を洗う頻度にも違いが出るのは当然だと思います。
それでは、現代人が髪を洗う理由は一体どんなものがあるのでしょうか?
☆ 清潔にすることが社会的なマナーだから
☆ 髪を洗わないでいると皮脂が過剰になり、脂漏性脱毛症になる場合があるから
☆ ニオイの予防
☆ フケが出たり、頭皮が詰まってしまうから
特に現代人は、生まれたときから髪を日々洗うことが当然のような環境で育っていますから、毎日洗うのは普通だという認識が一般的だと思います。
ですが、ハリウッド女優などの中には、2~3日に一度程度しか髪を洗わないという発言をしている方もいます。
ジェシカ・アルバや、クリステン・スチュワートは美の秘訣について、毎日洗うことをしないと発言しています。
日本では、モデルでタレントの中村アンが、髪の毛は3日に1度程度しか洗わないと公言しています!
あなたは毎日髪を洗う派ですか?
ちなみに個人的には、暑い夏の時期は、さすがに運動もしますから、汗をかくのでニオイも気になりますから毎日洗う派ですが、涼しい日が続くようになって、汗をかくこともなければ、夏でも2日に1度にすることもあります。
何度か湯シャンだけにチャレンジしたことがありますが、夏場の湯シャンだけはさすがに挫折しました。
洗いすぎも良くないと言われますが、洗わな過ぎもまずいようです、人によって洗う頻度は違いがあって当然だと思いますので、自分に合った方法を見つけることが大事なポイントなるのではないでしょうか?
ちなみに、知り合いの60歳になる女性が教えてくれましたが、彼女は塩で髪を洗うそうです。
年齢的にも皮脂が沢山分泌するわけではないので、塩でスッキリできるんだとか!
髪は自然乾燥ではだめなの?
現代では、髪を洗った後に自然乾燥させるのは良くないだとか、ミランダ・カーは自然乾燥派だからそっちのほうがいいらしいという情報が錯綜していますが、自然乾燥はだめなのでしょうか?
一般論的には、髪が濡れた状態を放置していると、キューティクルが開きっぱなしになって髪がパサパサになるという説がありますが、個人的に中学、高校生の頃はとにかく自然乾燥派だったのですが、当時ぱさついたという記憶はありません。
タオルドライだけはしっかりとやっていれば自然乾燥でもかまわないという情報もありますが、美容師などは、髪を洗った後はドライヤーで乾かしたほうがいいと話しています。
その理由については次の章で説明をしますが、自然乾燥が絶対に駄目ということはないようです!
ちなみに、自然乾燥させるメリットは次のようなものがあります。
☆ 手間や時間がかからない
☆ 乾燥しすぎない
☆ 頭皮の水分が奪われないので髪のパサツキが防げる
☆ 髪や頭皮を傷めることがない
そして、自然乾燥のデメリットもご紹介しておきましょう。
☆ 濡れた状態の頭皮は蒸れて雑菌が繁殖しやすくなってしまうので、ニオイや皮膚炎の原因になる
☆ 頭皮の痒みや吹き出物の原因になる
濡れたままにしておくと、雑菌が繁殖しやすくなってしまうので、痒みや吹き出物の原因になります
☆ 枕や髪同士のまさつで髪がボロボロになる
髪が濡れたままだと、キューティクルが剥がれやすくなりますので、髪が傷みやすくなります
☆ 髪が濡れたまま寝ると風邪を引きやすくなる
冷えますから風邪の原因になります
☆ 頭が臭くなる
これも、濡れたままにしておくことで蒸れたり、湿気が多い状態になりますので、雑菌が繁殖しやすくなってしまうのでニオイが発生します
☆ パーマやカラーがもちにくくなる
キューティクルが剥がれやすくなっている状態なので、髪の毛が乾燥して髪の状態が悪くなるのでパーマやカラーのもちが悪くなってしまいます
☆ 寝癖が付きやすくなり、健康な髪が生えてこなくなる
髪をしっかりと乾かしておかないと、寝ている間に寝癖が付きやすくなり、頭皮が蒸れて雑菌が繁殖しやすくなっていると、頭皮トラブルが起き、毛母細胞が健康でなくなり、正常な髪が生えにくくなってしまいます
いろんな説がありますが、自然乾燥にするかどうかは、その人の気分次第でいいのかなと個人的には思います!
いつもジムで髪を洗うので、帰り道の見た目的にも乾かしたほうがいいと思いドライヤーを使いますが、特に寒い季節は一刻も早く乾かさないと冷えてしまいます。
そして、女性の頭皮は子宮とつながっていると言われていて、昔は母親から「生理のときには頭を洗うな」とよく言われたものでした。
その理由が頭皮=子宮とつながっているので子宮を冷やすことになるから、体調不良の原因になるということだと大人になって知りましたが、中医学的な観点から、子宮と髪は、どちらも腎に関連していて、腎は生命力を司っています、そして身体の冷えは万病の元だと昔から言われています。
ですから、髪を洗った後乾かさないで寝ると子宮を冷やすという考えもあるようです。
個人的には、たしかに頭皮が濡れたままだと身体が冷える感覚を感じますので、現在はドライヤーを使いますが、これもまたケース・バイ・ケースなのかもしれません。
女性の身体は神秘的ですから、一概にこうだと言いきれない面もありますが、昔の人は髪をあまり洗わなかったからといって、現代でそういう生活スタイルをすることにメリットがあるのならそうすればいいし、デメリットしか感じないなら快適に生活をすればいいと個人的には考えていますが、あなたはどう思いますか?
髪をドライヤーで乾かす理由は?
ドライヤーを使って髪を乾かすのは傷みの元だという認識がありますが、これは間違いで、短時間でさっと頭皮と髪を乾かしたほうが傷みにくいと言われています。
しかも、頭皮を濡らしたままだと血行不良になりやすく、健康上にも問題が出てくるので、さっと乾かしておくほうがトラブルを防ぐことができるのです。
近年、ドライヤーの性能はかなり高まっています、美容液の機能が良くなっているように、ドライヤーもさまざまな工夫がされていて逆に髪を健康に保つことができるようなものも販売されていますので、濡れたままの髪で長時間過ごすよりも、さっと乾かしたほうが色んな面で面倒がないと考えられています!
髪を素早く乾かすと、キューティクルが閉じますので、ダメージを防ぐので健康な髪を保ちやすくなります。
2017年9月1日に、夫が美容院に行ってきたばかりなのですが、そこで「復元ドライヤー」というのを使って髪を乾かしてもらったそうです。
これ、意外と口コミが良く、なんでも熱風が熱くないので髪を傷めにくいということらしいですが、体験した夫も、近くで当ててもらったそうですが、ぬるいまではいかないけれど確かに熱いと感じなかったと言っていますので、こんなドライヤーがありますよと情報としてシェアしておきます!
ただ、ドライヤーを使って髪を乾かすときには、次の点に気をつけてください。
☆ ドライヤーを使う前にはタオルドライをしっかりとしておきましょう
☆ まずは頭皮から乾かしていきましょう
☆ 髪に近づけすぎないようにして、20cmは離して使う
☆ 乾かすときは髪の内側から
☆ 根本から毛先に向けて手ぐしをしながら乾かすことで、キューティクルが整い、ツヤがアップします
☆ 一箇所に集中して当てるのではなく、分散しながらあてて乾かしていく
☆ 8割程度乾いたら、冷風に変えて熱ダメージを抑えましょう
タオルドライをしたら、ドライヤーですぐに乾かすようにして、冷えや髪のダメージから身体を守ってあげるために、ドライヤーを使うと覚えておくと分かりやすいかと思います。
個人的にも、まずタオルドライをしっかりとしてから、素早く乾かすようにしています!
時短でとにかくとっとと乾かす、長いこと夫と一緒にジムに通っていて、お風呂上がりはささっと髪を乾かして待ち合わせて一緒にジムを出るという暮らしをしているので、夫を待たせないように(男性に従っているのではなく、思いやりです)さっと乾かすという方法が身についています!
経験からも、頭皮を濡れたままにしておくと、たしかに子宮が冷える感覚を感じてきましたので、早め早めに乾かして、身体を冷やさないように気を配ることも、健康を守る大事なポイントになると思っています!
ただ、たまに夏の暑い日、家で髪を洗ったときに自然乾燥させることがありますが、個人的には好みでいいのではないかと思っています。
さすがに秋や冬は、やはり身体が冷える原因になりますから、さっとドライヤーで乾かしたほうが安心です!
今回は、髪をドライヤーで乾かす理由や自然乾燥はどうなのといった基本的な生活スタイルの情報をシェアしていきました!