手作り化粧品の作り方、グリセリンとアロマで手軽に出来ます!
1 手作り化粧水は危険なの?
2 グリセリンを使う理由と選び方は?
3 手作り化粧水の保湿力は?
4 手作り化粧水レシピ
5 容器はどうするの?
今回は、手作り化粧水の作り方について、情報をまとめてシェアしていきます!
手作り化粧水は危険なの?
個人的にも、手作り化粧水を作り始めて20年くらい経ちますが、もちろん市販品も使いながら両方楽しんでいます!
もともと、アロマオイルにハマったことから、手作り化粧水を作るようになったのですが、さまざまな作り方がありますが、この記事では、アロマオイル&ローズマリー水を使って作るレシピをご紹介していきますが、その前に、手作り化粧水は危険なのかどうかといった情報をシェア!
扱い方などを間違えると、当然手作り化粧水は危険になる場合があります!
化粧品会社は、開発費にしっかりとお金をかけて、危険性(例えば雑菌が繁殖するなど)のない化粧水を製作してくれていますから、自分で責任が取れないと感じる人は、手を出さないほうがいいかと思います。
個人的には、国が変われば、例えばフランス人女性は化粧水を使わないと言われていますし、化粧品自体使わない日本女性もいますから、スキンケア製品に関しては100人いれば100通りの考え方があり、受け取り方、感じ方などがあると思っていますから、手作り化粧水は危険かと問われたら、先程書いたように、扱い方を間違えると危険になる場合&あなたの肌に合わない成分を入れてしまった場合など、危険になる可能性はまったく否定できないと思います。
アロマオイルを使った手作り化粧水を個人的には作りますが、植物から抽出されているアロマオイルは、当然自然の植物ですから、肌に良い作用を及ぼす場合と、人によってはそれが原因でかぶれたり、肌トラブルとなる場合があります。
自分の体質、肌質などに合わせて作り方を考えたほうが、安心感は高いかと思います。
そして、アロマオイルの柑橘系の精油には光毒性がありますから、これが入った手作り化粧水を付けたあと、紫外線を浴びるとシミを作ったり、炎症をおこしてしまうのです!
カモミールはキク科、レモングラスはイネ科の植物で、これに対するアレルギーを持っている人が、気付かずにこれを入れた手作り化粧水を使って、肌にトラブルが現れる危険性もありますが、自分はどんなものにアレルギーなどを持っているのかを理解して、材料を吟味すれば、危険性も低くなります。
ただ、保存する状態にもよりますので、できれば手作り化粧水を作ったら、チンキ剤ではない場合は、冷蔵庫保存で2週間ほどで使い切るようにしたほうが安心です!
危険な面ももちろんありますが、自分でさまざまな情報をインプットして、手作り化粧水を楽しめるようになると視野が広がります!
自己責任で生きる時代となっている2017年現在、あなたが手作り化粧水を作ってみたいと思っているのなら、まずは自分はどんなアレルギーがあるのか理解をしてから、どんなアレンジで作るのかを決めていき、手作り化粧水にチャレンジしていってください。
グリセリンを使う理由は?
ここからは、手作り化粧水or一般に販売されている化粧水に入っているグリセリンについて解説をしていきます!
個人的にも、いつも手作り化粧水を作るときには入れているグリセリン、これは保湿成分のひとつで、科学的にはアルコールの一種になります。
まずは、グリセリンについて情報を見ていきましょう!
グリセリンはアルコールに分類されるため、アルコールの特性の吸湿力を持っていて、無色透明で粘性のある水溶性の液体になります!
化粧品以外でも、食品添加物として広く使われている成分で、動物、海藻、植物、人の体の中にも含まれています。
グリセリンを入れる理由は、すでに書いたように保湿成分だからです。
そして、安全で毒性が低く、手作り化粧水を作るときに入れると、温度変化で液体が固まるのを防いでくれるのです!
水に溶けやすくて馴染みやすく、水と混ざることで発熱するのです。
一般的に、グリセリンには合成と植物性がありますので、両方の特徴をご紹介しておきましょう!
◎ 合成グリセリン・・・医薬品の合成に使われる事が多い、石油化学原料を使って作られており、現在合成グリセリンの80%は塩素法で作られたものになります!
植物グリセリンよりも純度が高く、不純物が少ない毒性のない安全性が高いものなので、医療で使われています!
◎ 植物グリセリン・・・こちらは、植物油を分解して作られるグリセリンで、ヤシの実や大豆、海藻などからも作られます!
薬局&ドラッグストアで売られているグリセリンは、こちらの植物性が多いようです。
こちらのほうがコスト的には安くすみますので、メーカーがコスト重視で化粧水を作る場合は植物性を、純度を重視している場合は合成を使用する傾向があるようです!
手作り化粧水の保湿力は?
これまで情報をシェアしたように、グリセリン自体に保湿力があるので、敏感肌の人で、これで手作り化粧水を作っているという方もいるようです。
ただ、人によってはグリセリンが肌に合わず、ぶつぶつが出来てしまう人もいますので、そういう方の中には、手作りを断念する方もいるようです!
グリセリンが大丈夫という方は、精製水とグリセリンだけで作った化粧水だけで十分潤いが保たれますので、ヒアルロン酸などの保湿力ほど強くはないけれど、グリセリンの保湿力は十分な働きをしてくれます。
個人的にも、手作り化粧水にはいつも入れてきましたが、十分問題なく潤います!
手作り化粧水レシピ
それでは、今回はアンチエイジングを意識した、手作り化粧水レシピをご紹介していきましょう!
精製水の代わりに、なんと、ローズマリーエキスを使って抗酸化作用が高い、さらにアンチエイジングに作用する精油を使って作る、こだわりオリジナルレシピをご紹介していきましょう!
それでは、まずは材料からご紹介していきます!
☆ 精製水orミネラル・ウォーター 90ml
☆ グリセリン 小さじ1
☆ ローズマリー生 2本
全部で5滴になるように好きなように配合してください(画像にはティーツリーオイルが写っていますが、作ろと思ったら中身がなかったので今回は使用出来ませんでした・・・汗)
作り方ですが、まず、水を鍋に入れ、洗って葉だけをちぎったローズマリーを入れ、火にかけて沸騰したら火を止め、蓋をして20分ほど蒸らしてエキスを抽出しましょう!
時間が経ったら濾して、ローズマリーエキスだけを使います!
我が家には、専用のビーカーがありますので、大小のビーカーを使って作りますが、無い方は匂いが移っても良い食器などを使いましょう。
専用の容器を作っておくと安心です!
まず、作り方はビーカーに無水エタノールorウォッカを入れ、アロマオイルを5滴入れよくかき混ぜます!
ここへローズマリーエキスを入れ、グリセリン入れて混ぜ合わせます。
容器に関しては次の章で説明をしますが、これを下準備の済んだ容器に入れ、50回ぐらい振ってからシューッと使いましょう!
手作り化粧水は作り方がとっても簡単ですから、慣れればちゃっちゃと作れます。
冷蔵庫保存で、2週間を目安に使い切るようにしましょう!
作り方が分かったところで、それぞれの成分の説明をしていきます、アロマを使った手作り化粧水について、一体どんな効能があるのか理解をしていきましょう!
アロマオイルは、先程も書いていますが、柑橘系は光毒性があるので、手作り化粧水には使用しないほうが無難です!
● ローズマリーエキス・・・細胞の老化を防ぐ抗酸化作用があり、若返りのハーブとしてよく知られています!
血液循環を促進しますから、肌のハリやツヤなどに作用しますし、記憶力や集中力を高め、軽い鬱を和らげる作用もありますので、気分が揺れやすい40代女性にとっては、アンチエイジングにもなり、さらに気持ちを高揚させてくれる働きをしてくれます!
● フランキンセンス・・・若返りの精油と呼ばれていて、高貴な香りが特徴で、細胞を再生&活性し、収斂効果、シワの予防などもしてくれると言われています。
● ラベンダー・・・免疫力をアップし、抗菌や殺菌作用、肌の再生を促し、皮脂のバランスを整え、ニキビなどの皮膚炎にも働きかけます!
● イランイラン・・・エキゾチックで甘い香りが特徴で、女性の子宮に作用するアロマは、これとクラリセージが代表的で、もちろん他にもありますが、個人的に20年ほど前にアロマオイルがまだメジャーではなかった頃出会った、アロママッサージの魔女から、「クラリセージとイランイランの匂いを嗅いでみて、どっちが好き?」と言われ、クラリセージと答えたら、「あなたの現在の子宮にとって、こっちが良い作用を及ぼす」と言われて、マッサージオイルに使われた記憶があります。
イランイランは、原産国がインドネシアで、この国では、新婚初夜の夜に、ベットにこの花びらを敷き詰めるという風習があり、そのエキゾチックで官能的な香りが、二人の夜を盛り上げると考えられていたようです!
世界三大美女のクレオパトラも、この花をベットの下に敷いて、なんと「惚れ薬」として使っていたという話もあるようです!
女性ホルモンのエストロゲンの分泌を促進させ、ホルモンバランスを整え、肌への収れん作用があるので、毛穴を引き締め皮脂の分泌を整えてくれます!
このアロマは、子宮を強くするとも言われていて、血行を促進するので冷え性にも作用します
今回、精製水ではなく、生のローズマリーからエキスを抽出して作ったのは、生のローズマリーをこのように抽出してグリセリンを入れて化粧水にしたら、なんだか調子良かったので、この配合にしてみました。
手作り化粧水は、アレンジがいかようにも出来、例えばアロマじゃなく、肌に合うのなら漢方エキスを使ってもいいですし、作り方や扱い方をまちがえなければ、意外と楽しめるので、アロマ好きならアロマを、余計なものを入れたくない人は、精製水とグリセリンを入れただけのシンプルな作り方もあります。
ここへ、にがりを入れると、主成分のマグネシウムが保湿をしてくれ、さらに外側からミネラルを補うことで、セラミド生成が出来るとも言われています!
作り方は次の通りです!
☆ にがり 1ml(100倍希釈)
☆ 精製水 95ml
☆ グリセリン 小さじ1
全部混ぜて、容器に入れたらよく振って使うだけです!
1~2週間以内に使い切るようにして、冷蔵庫保存しましょう!
たいてい、手作り化粧水のレシピで使用する水は、精製水を使うようにと書かれていることが多いですが、個人的に、水道水を使ったこともありますが、わたくしには問題は起こりませんでした。
個人差があると思います、自己責任でご自由にお選びください。
我が家では、こちらのボトルで作った水を使っています!
詳しい情報は、こちらで記事にしています!
ヴィタジュエルボトルを購入!効果や口コミは? - 40代からの美容を考えるブログ
容器はどうするの?
ここからは、手作り化粧水のアロマを使ったものの容器は、どうしたらいいのかといった情報をシェア!
ぶっちゃけ、個人的には使ったらすぐに冷蔵庫に入れるので、100均の透明ボトルスプレーでも、使ってきて問題なかったので大丈夫と思いますが、より危険を回避したい場合は、色のついたボトルやアロマ専用のボトルで、光を遮断出来るものを選んだほうが安心感が高まります!
使用する前には、アルコールで消毒するか、煮沸消毒をして使いましょう!
今回使用したものは、プラスチック製だったのでアルコール消毒をしました。
菌の繁殖を抑えることが出来ますし、清潔な容器に入れたほうが、アロマも使っているので、より安心度が高まります!
肌が敏感な人には向いていないかもしれませんが、長く使い続けてきた手作り化粧水は、作り方さえ覚えてしまえば簡単に作ることが出来るうえ、グリセリンと水&にがりだけならお金もそれほどかからないので楽ちんです!
今回は、手作り化粧水の作り方や、グリセリンやアロマを使ったレシピなどをご紹介していきました!