オシャレなインドケララ州のピンクウォーター「パティムガム」の効能や作り方は?
1 インドのピンクウォーターってなぁに?
2 インドのピンクウォーターの効能は?
3 インドのピンクウォーターの作り方や味は?飲んでみた感想
なんでも、インドのピンクウォーターという飲み物が話題となっているようです!
本当にピンク色で驚きますが、見た目的にどんな味なんだと興味津々の方もいると思います!
今回は、どんな効能や作り方なのかといった情報をまとめてシェアしていきます!
インドのピンクウォーターってなぁに?
まず、インドのピンクウォーターとはいったいどんなものなのでしょうか?
正式名称は、「パティムガム」で、インドのケララ州で毎日のように飲まれていて、レストランや食堂、一般家庭などに普通に置いてあるのです!
蘇芳(スオウ)というマメ科ジャケツイバラ亜科の小高木で、インドやマレーシアが原産の植物の木の枝を乾燥させたものを煮出したものが、インドのピンクウォーターと呼ばれている飲み物になります!
日本では飛鳥時代から輸入されており、幹を切り砕いて絹を染めたり、煎じて飲んでいたようです!
最初は薬用として日本へ渡来してきたと考えられています!
これで染めた衣服は、高貴な人たちのみが身につけることが出来たと言われています!
鎌倉時代後期になると、琉球貿易で盛んに輸入されて蘇芳染めの染織品が多くなったそうです。
このスオウは紙や木にもよく付着してくれるので、木製の家具や器物の染料にも使われてきました。
正倉院の御物の中には、外側はスオウを塗っていてその上に生漆をかけています!
日本では染料として非常に大事にされてきた植物になります。
インドのピンクウォーターの効能は?
それでは、日本ではインドのピンクウォーターと呼ばれているスオウの効能についてご紹介していきましょう!
煎じて飲むと次の効能があると考えられています!
○ 利尿&解毒作用
○ 止血や淋病
○ 健胃薬
○ 外傷
○ 生理不順やおりもの、月経過多
○ 肛門出血
○ 水疱やかゆみ
○ 赤痢や水腫
○ リンパ節の病変
○ 痙攣や発熱
○ 血液循環の改善
○ 強壮剤や糖尿病&口内炎
○ 皮膚病や下痢、潰瘍
○ 抗酸化&抗菌作用&抗アレルギー作用
○ 月経を正常にする
○ 血液の浄化&サラサラになる
これらの他には、ホルモンバランスを整える、不安やイライラを抑える、消化促進などなど、さまざまな効能があると言われています!
なんでも、韓国の研究グループによると、スオウ由来の赤紫の色素が線虫の寿命を伸ばすことが分かったそうです!
「私の視点」@PAK 研究財団: 環境保護と健康長寿: ブラジルウッドあるいは蘇枋 (スオウ) 由来の赤紫の色素 「ブラジリン」 も線虫の寿命を延ばす!
このピンクウォーターで顔を洗うと、ニキビに良いという情報もあります!
なかなか効能が多いインドのピンクウォーター、これをケララ州の人は毎日飲んでいるそうですから、健康や美容に貢献してくれているのかもしれませんね!
インドのピンクウォーターの作り方や味は?飲んでみた感想
それでは、正式名称はインドで「パティムガム」のピンクウォーターの作り方をご紹介していきましょう!
そんなに面倒ではなくとっても簡単です!
① 1リットルのお水を鍋に入れ火にかける
➁ ひとつまみのパティムガムを入れて、沸騰したら2~5分ほど煮出すだけ
あっというまに水がピンクになるので、眺めていると面白いですよ!
これ、見た目的にアセロラドリンクみたいなので、酸っぱそうという印象を持ちますよね?
実は簡単な作り方でできるピンクウォーターは、香りも味もしません!
ですから、食事のときに食べ物の邪魔をしないのに、消化促進作用などもあるので良いということでインドでは愛されているようです!
こういったものの効能は、自分の体で試してみなければ分かりません!
個人的に飲んでみた感想ですが、ほんとうに味がしませんので水分補給に良いかなといった印象を受けます!
変わった色をした飲み物を選んでみたいというときに、購入して飲んでみると面白いかもしれませんね!
日本には生えていない木なので、購入するしかないようです!
個人的には、こちらのインド在住20年の子育て中の女性から個人輸入で購入しました!
このページの下のほうに、お茶のカテゴリーがあって、そこにパティムガムと書いてあるのがインドのピンクウォーターになります!
これでお米を炊いて変わった色を楽しんでみるのも面白そうですね!
おしゃれなお茶として気分をあげるときに飲むと楽しそうです。
今回は、インドのピンクウォーターの効能と作り方をご紹介していきました!