日焼け止め紫外線吸収剤というのはいったいどんなもので、成分は何から作られているのかまとめていきます!
1 日焼け止めの役割や種類は?
2 日焼け止め紫外線吸収剤とは何?
3 日焼け止め吸収剤の成分は?
肌に塗るだけでなく、なんと、飲む焼け止めというものも出てきている近年ですが、様々な種類のものが出ていて、いったいどれを選べばいいのか迷ってしまっている方もいるかと思います。
この記事では、紫外線吸収剤についての情報をまとめていきたいと思います。
日焼け止めの役割や種類は?
まずは日焼け止めの役割について、あらためて見ていきたいと思います。
これは、紫外線によるダメージを防ぐことです!
紫外線は、人間の目には見えない電磁波になりますが、日焼け止めはこれを肌に浸透させないアイテムになります。
紫外線の中の近紫外線が、日焼けに関係してくる波長になり、種類が2つあります。
● 光老化と言われる、シミ、シワ、たるみの原因になるUVーA
● 色素沈着、赤みや炎症、シミの原因になるUVーB
赤みや炎症を防いで、シミやたるみなどの原因になるメラニンの生成を抑えることが、日焼け止めの役割になります。
種類は色々とありますが、4種類に分類されます。
● シートタイプ
● ジェルや乳液
● スプレータイプ
● パウダータイプ
それぞれの特徴をご紹介していきましょう!
まずはシートタイプ、こちらは、外出先で塗り直しをするのに便利なアイテムになります。
日焼け止め効果だけではなく、汗をぬぐってくれるのでさっぱりとしますが、エタノールが入っている、清涼感を感じるタイプのものは、敏感肌の人には刺激が強すぎる場合がありますので注意してください。
ジェルや乳液タイプは、最も一般的な商品で、伸びが良く、外出前の日焼け対策によく使われているものです。
スプレータイプは、手が届きにくい、背中や足の裏などに使うと便利なアイテムです。
ジェルや乳液のように、手で付けるタイプと違って、手が汚れることがないので便利です。
パウダータイプは、メイクをしている人が、日中に日焼け止めを塗り直すのに使える便利なアイテムになり、最近ではミネラルファンデーションなどにも、日焼け止め成分が入っているので、ファンデーションとしても使えますし、塗り直しも簡単にできます。
日焼け止め紫外線吸収剤とは何?
紫外線吸収剤とは、読んだ通り、紫外線を吸収することで、肌への紫外線を減らすという製品になります。
化学合成されたもので、紫外線を自分の中に取り込み、化学反応を起こします。
日焼け止めには「紫外線吸収剤」と「紫外線撹乱剤」があります。
紫外線吸収剤が、紫外線を吸い込んでくれるので、肌へ浸透しませんが、この時に起こる化学反応が、肌へ負担をかけると考えられています。
この化学反応で、肌に痒みが出たり、アレルギーが発症する原因になってしまうといわれているのです。
特に敏感肌の人には合わないと言われています。
メリットには次のようなものがあります。
● 伸びが良くてサラサラで使用感が高い
● 汗に強く、白くならない
● 日焼け止め効果が高い
紫外線吸収剤は、紫外線を吸収することで、肌に紫外線が入るのを防ぐものです。
これらのメリットがあるので、効果は高く、紫外線をカットする力も強いので、よく使われているのです!
デメリットもありますのでご紹介していきましょう!
● 一定量の紫外線を吸収すると壊れるので、塗り直しが必要になる(復活するものもあります)
● 肌への負担が高い
紫外線吸収剤の中には、要するに、人間の成体に存在しない物質が多くあるので、肌にあまり良くないといわれているのです。
よく言われることに、紫外線吸収剤を使ったUV商品を使ったら、肌に刺激を感じたという話がありますが、実は、人によってはこれが原因ではなく、他の成分、例えば合成香料や合成色素(赤色◯など)、フェノキシエタノール、バラベン、メチルパラベン、安息香酸などに反応している場合もあります。
紫外線吸収剤は、外に出て紫外線を吸収した肌の上で、分子が活動を活発化させ、熱エネルギーに変わって放出します。
このときに、敏感肌の人は痒みを感じたり、アレルギーが出たりしてしまうのです。
肌が丈夫であるという方でも、長時間使用することで、肌に刺激となるので、紫外線吸収剤がダメージを引きおこしてしまう場合もあります。
紫外線吸収剤の成分は?
化粧品に使われている紫外線吸収剤は32種類あり、その中で、一般的なUV商品は、数種類の紫外線吸収剤を配合して作られています
主な成分は次のようなものになります。
● メトキシケイヒ酸エチルヘキシル(UVB)
● パラジメチルアミノ安息香酸2-エチルヘキシル(UVB)
● ジエチルアミノヒドロキシジベンゾイル安息香酸ヘキシル
● オクトクリレン(UVB)
● エチルヘキシルトリアゾン(UVB)
● オキシベンゾンー。(UVB)。の中は数字
● フェニルベンズイミダゾールスルホン酸(UVB)
● tーブチルメトキシジベンソイルメタン(UVB UVA)
● ブスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン(UVB UVA)
● メチレンビズベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール(UVB UVA)
メリットもデメリットも理解した上で、自分の肌質と相談しながら、紫外線吸収剤入の、UV商品を使うかどうかを決めていかれると良いのではないでしょうか?
日焼け止めの紫外線吸収剤とはいったいどんなもので、成分は何が入っているのかという情報をまとめていきました!