小麦粉には中毒性があることを知らない方も多いようです、食べ過ぎると肌荒れなども引き起こすこともあるので情報をまとめてシェアしていきます!
1 小麦粉とは?
2 小麦粉にアレルギーがあるの?
3 小麦粉には中毒性があるの?
4 小麦粉を食べすぎると肌が荒れる理由は?
5 グルテン過敏症って何?
小麦粉にアレルギーがある、中毒性があるって本当?
個人的には小麦粉を食べると腸に詰まる感じがありますが、あなたは大丈夫ですか?
この記事では、意外と知っているようで知らない、小麦についてのエトセトラをご紹介していきます!
小麦粉とは?
まずは、小麦粉って一体どんなものなのか改めて理解をしていきましょう!
小麦粉は、大きく分けて2つの分類方法があります。
① 種類による分類
➁ グレードによる分類
種類による分類は、いわゆる小麦粉に含まれているたんぱく質の量で分類します。
タンパク質量が多い順番は、まずは強力粉(11・5~12・5%)、準強力粉(9~11・5%)、中力粉(8~9%9、薄力粉(6・5~8%)で、一般的に強力粉はパンに、中力粉は麺用、薄力粉はお菓子やケーキづくりに使用されています。
グレードによる分類は、小麦の胚乳部分でも、中心は灰分が少なくなっていて、ここのほうがタンパク質が少なくて色も白いのです。
なので、中心部分に近いところから採れる小麦粉のほうが上級で、表皮に近いほうで採れるものは下級になり、たんぱく質が多く、色もくすんで茶褐色になります。
デンプンは70%含まれていて、小麦のたんぱく質はグルテンと呼ばれています。
小麦粉に水を入れてこねると、小麦粉に含まれているグリアジンとグルテニンという2つのたんぱく質から、小麦粉だけにある弾力性&粘着性を持ったグルテンが作られ、あのパンのふっくら感やうどんのシコシコした歯ごたえが生まれます!
ちなみに、小麦粉は冷暗所で保存して、保存状況が良ければ数年間経ったものでも使えるのです!
小麦粉にアレルギーがあるの?
実は、日本人で食物アレルギーを持っていて、その原因が小麦粉の人の割合は8%いると言われています。
そして、小麦粉に対してアレルギーを持っている人は、次の2つが原因となって症状を出していると考えられています。
① 小麦粉に含まれるたんぱく質で不溶性グルテンと、水や塩に溶ける可溶性グルテンが原因
➁ 実は小麦粉に含まれているダニが原因
他の麦類、オーツ麦や大麦、ライ麦などでもアレルギーを起こす人がいます。
小麦アレルギーは乳幼児に発症することが多く、離乳食を食べる前から持っている人が多いのですが、成長していく中で胃腸がしっかりとしてくると、原因となる小麦のたんぱく質をしっかりと体内で分解できるようになって、早い段階で耐え性を持ち治ってしまう人も多いのです!
ただ、学童のときや成長してから小麦粉に反応した場合、生涯この症状を抱えて生きなければならなくなることもあるのです。
食べすぎただけでなく、食べただけでも症状を出すのがアレルギーですが、どんな状態になるのでしょうか?
● 肌荒れ
● 呼吸困難
● 鼻水、くしゃみ、咳、鼻詰まりなど
● 口内炎や喉の腫れ、舌や唇、喉や口の中の違和感や痒み、声がれ
● 嘔吐、腹痛、下痢、吐き気、血便
● 瞼が腫れる、目が赤くなる、痒み、涙
● 皮膚のかゆみ、湿疹、赤み
● アナフィラキシーショック状態になる
現代では、さまざまな食品に小麦粉が使われていて、大人になって発症してしまった人は、経皮感作(皮膚に付いてしまったものが原因となってアレルギーとなっている)を起こしていると言われています。
それでは、小麦粉ではなくダニに反応している場合、どんなものが関係しているのでしょうか?
小麦粉の中に入り込んでしまうコナヒョウヒダニというものが作用してしまいます。
小麦粉に中毒性があるの?
よく、パン好きな女性が、小麦粉で作られたパンを食べ始めると止まらなくなり、食べすぎる傾向があると悩む方がいますが、これは一体どうしてでしょうか?
実は、小麦粉に含まれるグルテンには「グルアジン」という成分が入っていて、これが食欲を促進させる働きがあります。
なぜなら、脳内で麻薬のような働きをするからです。
あなたがパンを一口食べました、もっと食べたくなり、さらに食べました、脳は快楽を覚えてどんどん小麦粉で作られたパンや麺を食べたくなる。
まさに悪循環を引き起こすのが、小麦粉にある中毒性なのです!
小麦粉を食べすぎると肌が荒れる理由は?
それでは、なぜ小麦粉を食べすぎると肌荒れが起こるのでしょうか?
実は、小麦粉にはアミノペクチンAというでんぷんが入っていて、これがインシュリンの分泌を急激に増やしてしまい、一気に血糖値をあげてしまいます。
インシュリンが一気に上ると、体内で次のようなことが起こってしまいます。
● 肌や血管が老化しやすくなる
● ニキビができやすくなる
● 脂肪が蓄積されやすくなる
そう、小麦粉を食べすぎると肌が荒れをする理由は、小麦粉に中毒性があり、さらに血糖値の急上昇を引き起こすことで、食べすぎてしまい、さらに肌荒れを引き起こすのです!
ちなみに、このアミノペクチンAは大麦やライ麦には含まれていないので、もしどうしても食べたい場合は、こちらを選ぶと安心です。
他には、血糖値の急上昇を抑えるために、食べる順番を変えるという食べ方をすると良いのです。
基本的に個人的には、どんな食事をするときにも、この食べる順番を変えて食べるようにしています。
やり方は簡単です!
★ 最初に汁物や野菜を食べる
★ その後たんぱく質を食べる
★ 最後に、炭水化物である小麦粉を使って作った食事を摂取する
さらに、どうしてもパンや麺が食べたいという方は、食べすぎや肌荒れを防ぐために、米粉で作られたものを選ぶと安心です。
2017年現在、スーパーに置いてある加工食品の多くに小麦粉が含まれています。
購入するときには原材料が何かをよく見て購入するようにしないと、パンや麺を食べていないという方でも、知らず知らずの内に加工食品から小麦粉を摂取してしまい、食べ過ぎや肌荒れを起こしてしまう場合がありますので注意が必要です。
醤油にも小麦が使われているものもあります、よく見て購入するようにしないと、気がつかない内に肌荒れや食べ過ぎを引き起こす小麦粉が入っている調味料や加工食品を口にしてしまいます。
小麦粉が含まれる食品を書き出しておきますので、参考にされてください!
☆ パン、パスタ、うどん、中華麺、焼きそば
☆ ベーグル、マカロニ、ワンタンの皮、餃子の皮、シュウマイの皮
☆ 天ぷらの衣、カレー・ルー、パン粉、ピザ生地など
☆ 洋菓子類、コーンフレーク、スコーンやマフィン、ホットケーキにドーナッツ
☆ お好み焼き、肉まんやカレーまん、中華まんやあんまん、たこ焼き
☆ そば、クッキー、スパゲティー、シチューのルウ、ハンバーグ
☆ ビール、発泡酒、スコッチ、麦焼酎、バーボン、ウォッカ、モルト
☆ 各種スパイスや醤油、ドレッシング、穀物酢、
☆ 加工食品や食肉加工食品、乳化剤、植物油、サプリメント
化粧品の中にも含まれているものがある小麦粉、こうやって見ていくと、私達の身近なところに数多く入っていますから、日々摂取しすぎている人が多いのではないでしょうか?
週末になると朝早くから混んでいる近所の人気のパン屋に行くと、一回の会計でかなりの数のパンを購入している人を数多く見かけます。
食べ過ぎ傾向があるようで肥満している人が多く、肌荒れもしている様子を見ていると、情報を知っていることは、自分を守るために重要なことでもあるんだなと考えさせられます。
もしあなたが、小麦粉を食べすぎていることで、肌荒れを起こしているのなら、これを減らすことから始め、最終的には中毒性があるので辞められるようにすると食べすぎたり、肌荒れに悩むことも減る可能性があります。
食べすぎが小麦粉だけが原因でない場合もありますので、肌荒れの原因などについても自分にとってはどんなことが症状に関係しているのか、今一度生活習慣&食生活を振り返ることは、健康や美容を守るために大事なポイントになるのではないでしょうか?
グルテン過敏症って何?
小麦粉アレルギーではないけれど、グルテン過敏症というものを持っている人もいるようです。
これは自覚している人が少ないので、気付かずに日常で小麦粉を摂取して、なんだか調子がイマイチと感じてしまうことがあります。
日本人の15%前後の人に起きる可能性があると言われていて、次の症状が出てきます。
● 腸内のガスが溜まる
● 便秘がち
● 消化不良、胃腸が痛む
● イライラする
● 集中力がなく、気持ちが不安定になる
個人的には多分このタイプであると推測されますが、確かに小麦粉を使ったパンなどを食べた翌日などは、胃腸の調子がイマイチになりますし、こういったことを学んでいなかった20代前半の頃は、精神的な面でも影響を受けていたと思います。
アレルギーまではいかないけれど、中毒性もあるので、影響を受けていたんだな、現在もそういう面があるなと改めて自分の身体に対して理解を深められる記事作りとなりました!
最後に、個人的に学んできた整体の書籍に、次のようなことが書いてありましたのでシェアしておきます。
「粉物は腸を詰まらせるので、腸の長い日本人の体質に合わない、便秘がちにもなるし、体調不良の原因にもなる、だから控えるようにしたほうがいいですよ。」
いろんな考え方、可能性がある2017年現在、もしあなたに、どうしてもパンなどを食べすぎる傾向があるとか、肌荒れの原因がわからないと言うのなら、一度小麦粉と向き合ってみるのも手ですね!
今回は、小麦粉を食べすぎると、肌荒れする理由について情報をまとめていきました!