40代の記憶力低下の原因は?病気の可能性は?
40代の記憶力の低下の原因は何?病気が関係しているの?
1 記憶力低下の原因は?
2 記憶力低下する病気はあるの?
3 記憶力低下に効く食べ物は?
4 サプリメントの効果はどうなの?
40代になってくると、目のかすみも出てきて、さらに記憶力低下を感じる人もいるかと思います。
やっぱり若い頃のようにいかないわねと、思わずため息をつきたくなるような体の変化に戸惑う方もいるのではないでしょうか?
今回の記事では、40代からの記憶力低下について原因や、なんらかの病気が関係しているのかどうかといった情報をまとめてシェアしていきます!
記憶力低下の原因は?
我が家のナナちゃんです♪
実は、記憶力低下という話は誤解になるのです!
人間は、年齢を重ねようと、40代だからという理由で、記憶力低下になることはないということが、近年理解されるようになっています。
それでは、何故40代くらいから、なんだか記憶力低下を感じるようになるのでしょうか?
その原因は、記憶の検索に時間がかかるようになるからです。
若い頃は、どんどんいろんなことを吸収してもまだまだキャパシティがたっぷりあり、さらに検索も40代の人と比べると、入っている記憶量が少ないので、ささっとできるため、あまり記憶力低下したかなと感じませんが、40代くらいになると、経験や記憶量がどんどん蓄積されていくので、すべてを覚えておくことが出来ず、情報は取捨選択されてしまい、思い出すのに時間がかかってしまうのです。
実際に、20歳と高齢者を一緒にテストした実験では、結果に差はなく、事前に高齢者のほうがテスト結果が悪いという刷り込みをすると、テストの結果に影響が出たそうです。
個人的にも、海馬という書籍を読んで学ばせて頂いた、脳研究者の池谷裕二氏は、「のうだま2記憶力が年齢とともに衰えるなんてウソ」という書籍を発表していますが、まさにそういうことのようです!
池谷先生によると、人間の記憶は2つに分類されるそうです!
① 短期記憶・・・一時期保管され、1ヶ月でほとんど忘れる
➁ 長期記憶・・・長期間保管され、生きるために必要&その人にとって出現頻度が高いもの
これには脳にある海馬が関係していて、その人にとって生きるために必要な情報を長期間保管してくれるのです!
人間には、記憶力が高まるときがあり、それは脳がシータ波になっているときです!
これは脳波のひとつで、歩いたり電車に乗ったりしているとき、初めて行く場所に向かっているとき、経験したことがないことを体験しているときに出てくるのです!
一番シータ波が出るのは寝ているときですが、海馬は眠っているときに、その日その人が仕入れた情報を整理しています。
ということで、40代の記憶力低下の原因は、こういった脳の働きが関係しているという話になります!
記憶力低下が起こっているのではなく、脳がその人にとって特に大事ではない記憶を消去しているという話なのです!
ホッとしましたか?
年齢を重ねて40代になったから、記憶力低下するというのはウソなのです!
そして、脳の血流が低下することが原因で、記憶力低下の状態になるという説もあります!
臨床試験の結果、脳の血流が改善すると、脳の機能の一部が記憶力の精度、判断の正確さを向上させることが分かっているので、めぐりの悪い血流がスムーズに流れないことも、原因となっているようです!
記憶力低下する病気はあるの?
ここからは、記憶力低下する病気はあるのかという情報をシェアしていきます!
次のような病気が、人間の記憶力低下に関わっています。
★ 軽度認知障害
★ 更年期のゆらぎで記憶力低下が起こる
更年期になると、エストロゲン値がゆらいでしまうため不安になったり、気分が落ち込んだりしがちでうつ病状態になってしまいます。
これが記憶力低下につながるのです!
★ 認知症
★ 慢性硬膜下血腫
★ 脳腫瘍
★ 甲状腺機能低下症
★ ビタミン欠乏症
★ 水頭症
★ 脳血管性認知症
★ 薬物中毒
★ パーキンソン病
★ シェーグレン症候群
★ 糖尿病
★ うつ病
★ 若年性アルツハイマー病
★ 統合失調症
★ 脳卒中
★ ピック病
★ くも膜下出血
病気まではいきませんが、非常に疲労やストレスがたまっているとか、寝不足が続いていたり、栄養バランスが乱れる、アルコールの飲み過ぎ、スマホのやりすぎなども、記憶力低下につながる原因となってしまいます。
多くの病気が記憶力低下に関係していることが理解出来、個人的にも驚きました!
東洋医学的に考えれば、要するに体全体のめぐりが悪くなっている状態ですから、記憶力低下につながってしまうのかなと感じられますね。
記憶力低下に効く食べ物は?
ここからは、記憶力低下に効く食べ物に関して情報をシェアしていきます。
人間の脳から水分を除くと、殆どが脂質です!
これ以外だと、グルコース、アミノ酸、タンパク質、微量栄養素になり、脳の記憶力低下を防ぐために必要となる栄養は、次のものだと考えられています。
● 脂の多い魚
● ナッツ類
● 種
これらの栄養は、脳の機能の衰えを防いでくれるので、積極的に食べたい食べ物です!
ただし、脂肪が多すぎる食生活も脳の老化を招きますので、食べ過ぎは注意が必要です。
なんでもバランスがあります、オメガ3脂肪酸が良いと言われていますが、摂取しすぎるとアレルギーや脳の病気を招くこともありますので、注意してください。
そして、近年啓蒙活動が活発化しているので、個人的にも摂取には気をつけているトランス脂肪酸、これをたくさん摂取してしまうと、脳に悪影響を与え記憶力低下につながるので避けるほうが安心です。
研究で、トランス脂肪酸を多く摂取すると脳の記憶力低下の原因になるだけでなく、なんと脳が小さくなってしまうことが分かっています!
他には、次の食べ物を摂取すると良い作用を及ぼすと考えられています。
● ビタミンB
● 葉酸
● マグネシウム
● トリプトファン
● オメガ3脂肪酸
具体的には、果物、野菜、穀物、青魚、タンパク質、ダークカカオなどです。
要するに、体に必要なタンパク質、炭水化物、脂質、ミネラル、ビタミン、酵素などの栄養をバランス良く適量摂取するようにすることが、脳だけでなく体全体の健康に良いと考えられますので、加工食品やお惣菜、お弁当や外食などを食べる頻度が高い人は気を配ったほうが安心です!
サプリメントの効果はどうなの?
ここからは、40代の記憶力低下の原因などを改善し、病気ではない人が、改善するために使えるサプリメントはどんなものがあり、その効果はどんなものがあるのかご紹介していきましょう!
◎ オボエール
こちらのサプリメントは、脳の血流をスムーズにする働きがある成分のイチョウ葉エキスが入っていて、記憶力低下の原因のところでも、この脳の血流が悪くなることが原因となる場合もあることを説明しましたが、このイチョウ葉エキスには、血液を凝集する働きがある血小板活性因子を阻害し、血液の粘性を下げてさらさらにすることで脳の血流の改善をすることが分かっています。
ここで「イチョウ葉エキスに入っているギンコール酸は、摂りすぎると良くないって聞いたけど」と思った方、オボエールに含まれるギンコール酸は1ppm以下なので、規定されている5ppmを大きく下回っています。
他には、次の自然は植物が含まれています。
① ココナッツオイル・・・認知症やアルツハイマー病など様々な病気に効果がある
③ もろみ酢・・・高い抗酸化作用
④ フェラル酸・・・認知症予防
⑤ ヒハツ・・・血流量を増やし認知症予防
⑥ ホスファチジルセリン・・・脳機能の改善
他にも、記憶力に良いと言われているハーブがありますので、ご紹介しておきましょう!
★ インドの朝鮮人参と呼ばれているアシュワガンダ
こちらは、個人的にも摂取していますが、かなりお気に入りです!
★ アーユルヴェーダでは、女性の生殖システムや消化器系のサポートとして使われてきましたが、脳に栄養をいき渡らせる働きもあると言われているシャタバリ
★ 脳を活性化すると言われている、インドのハーブ「プラフミー」
★ スーパーフードとしても知られるようになったモリンガ
こういった、インドのアーユルヴェーダで伝統的に使われてきたハーブも、40代の脳の活性化に良いと考えられています。
病気などにも作用するという面がありますので、個人輸入になるのですが、こちらでも扱っており、個人的にもいつも商品をお願いしているところをシェアしておきます。
今回は、40代の記憶力低下の原因、病気の可能性、さらに作用がある食べ物やサプリメントの情報をシェアしていきました!