発酵食品の美容効果!食べ過ぎは大丈夫?
発酵食品に美容効果があるって本当でしょうか?食べすぎには注意が必要?
1 発酵食品とは?
2 発酵食品に美容効果があるの?
3 発酵食品の食べすぎは大丈夫?
個人的にもぬか床を作って日々野菜を漬け込み、マメに食べるようにしていますが、発酵食品の美容効果や食べすぎについて情報をまとめていきます!
発酵食品とは?
日本は世界でも有数の発酵大国だと言われていて、世界中に発酵食品がありますが、あなたはこの言葉を聞いてどんなものを思い浮かべますか?
発酵食品とは微生物の働きによって物質が変化していき、人間の身体に有益に働く食品などに変化するもののことを指しています!
2017年時点で分かっている、世界最古の発酵食品は、約8000年前のコーカサス地方のワインだといわれています。
微生物が食品を分解、発酵させることで出来る発酵食品は、新鮮な食材にはない旨味や美味しさを引き出してくれ、栄養価も高くなるという作用があります。
人間が食べる前に微生物がある程度分解をしているので、発酵食品を食べると消化に良く、保存も利くので便利です!
それでは、現在存在する発酵食品はどんなものがあるのか見ていきましょう!
★ 納豆
★ ヨーグルト
★ 味噌
★ 醤油
★ お酢
★ みりん
★ 塩麹
★ 豆板醤
★ 甜麺醤
★ ウスターソース
★ タバスコ
★ ナンプラー
★ パン
★ くず餅
★ ぬか漬け
★ キムチ
★ ザワークラウト
★ イカの塩辛
★ チーズ
★ 鰹節
★ アンチョビ
★ くさや
★ なれずし
★ ザーサイ
★ メンマ
★ ナタデココ
★ 甘酒
★ 酒粕
数多くの発酵食品がありますが、お酒も代表的な発酵食品になります。
● ビール・ワイン・日本酒
● シードル・泡盛・焼酎
● ウォッカ・ウィスキー・テキーラ
飲み物で、ウーロン茶や紅茶、プアール茶も発酵食品になります!
発酵食品は次のものが発酵して出来ます。
☆ 麹菌
☆ 乳酸菌
☆ 納豆菌
☆ 酵母菌
☆ 酢酸菌
我が家でも作っているぬか漬け、余り野菜などを漬けられるので、意外とあると便利です!
発酵食品に美容効果があるの?
発酵食品には健康や美容に効果があると言われてきましたが、一体どんな作用があるのでしょうか?
◎ アンチ・エイジングに作用する
発酵食品に含まれている抗酸化物質は、身体のサビを取り除いてくれます。
腸の善玉菌を増やしてくれる働きもありますから、肌に嬉しい作用もあります。
◎ 免疫力アップ
腸内環境を整えると免疫力がアップします、そうなると健康度もあがりますから、当然美容効果もアップします。
◎ デトックス効果
発酵食品に含まれている酵素は腸内の消化活動を促し、腸内環境を整え、悪玉菌の餌になる毒素の排出もしてくれます。
日本人は昔から麹菌を使って味噌や醤油を作ってきました。
実は、大豆をそのまま食べるよりも、発酵させたほうが消化が良く、身体に有益な働きをすることが現代では分かっています。
そんな科学的な根拠を知らなかった時代の人達が、経験や生きる中で得た知恵を使って作ってきた醤油や味噌の持つ栄養素の恩恵を数多く受けて命を受け継いできた日本人は、麹の力を最大限に使って生き抜いてきました。
我が家でもときどき味噌を作ります、記事はこちらになりますので、お役立ていただければ幸いです!
麹菌には次の力があります。
● 食物を美味しく変身させてくれる
麹は微生物の力を借りて、食材の旨味を最大限に引き出してくれます。
● 酵素を沢山つくる
麹には100種類の酵素が含まれていて、食材のデンプンやタンパク質を分解してアミノ酸や糖を作り出し、消化吸収の良い食品へと変えてくれるのです。
● 日本人の健康の元になる
味噌や甘酒は伝統的な日本の食材ですが、これを定期的に摂取することでアミノ酸や糖が効率的に体内に取り込まれて生きますので、健康維持、体力アップ、免疫力をアップしてくれます。
甘酒の記事はこちらになります。
甘酒の作り方はヨーグルトメーカーが安くて簡単♪ - 40代からの美容を考えるブログ
● 神代から使われてきたもの
最初の発酵食品は、酒だったと言われています
● 日本オリジナル
発酵食品は世界中に存在しますが、麹菌と同じカビ菌を使うのは日本だけです。
発酵食品は微生物の力を利用して食材を発酵させますので、人間の力が及ばない世界が助けてくれることで、健康や美容に貢献してくれるのです。
ぬか漬けの美容効果については、こちらの記事でも詳しくご紹介していますのでお役立ていただければ幸いです!
発酵食品の食べすぎは大丈夫?
発酵食品が身体の健康や美容効果に貢献してくれるのなら、沢山食べたほうがいいんじゃない、食べ過ぎはどうなんだろうと疑問に思った方もいるかと思います。
発酵食品には糖や塩分が多く入っていますので、美容効果を考えて食べ過ぎるほど摂取すると、塩分過多になったり、糖を取りすぎてカロリーオーバーしてしまいます。
塩分を多く取りすぎると、交感神経を塩分が刺激するので血管を収縮させてしまい、血圧を高くしてしまう可能性を高めてしまいます。
さらに、糖や塩分過多は、アルツハイマー型認知症のリスクを高めたり、塩分過多は、胃がんの発生率を高めるとも言われています。
さらに、発酵食品を美容効果が高いからと食べ過ぎるほど摂取すると、腸内の善玉菌が元気になりすぎてお腹が痛くなってしまうこともあります。
麹菌を使って作られた発酵食品を食べすぎると、アトピー性皮膚炎を悪化させることがありますが、理由は麹菌は、ガンジダ菌と似た構造をもっているからです。
ガンジダ菌は、アレルギーの原因物質なので、食べ過ぎるとアレルギー反応が高まる可能性があります。
お酒も発酵食品ですが、美容効果が高いからといって飲みすぎると、肝臓に負担をかけてしまいます。
なんでも食べ過ぎはやはり身体に負担をかけます、適量をこまめに、定期的に摂取するようにするのが、発酵食品の美容効果を上手に身体に取り入れるポイントになります!
美容効果があるということで食べ過ぎるよりも、コンスタントに摂取するほうが健康&美容に効果的という話になります。
今回は、発酵食品の美容効果についてや、食べ過ぎるとどうなるのかといった情報をまとめてシェアしていきました!