焼酎に美容効果があるって本当!?
焼酎の美容効果についてまとめていきます!
1 焼酎について
2 焼酎の美容効果
3 おすすめの焼酎や飲み方は?
4 焼酎の化粧水は肌にいいの?
お酒の美容効果について、種類によってどんな違いがあるのかということで、今回は焼酎の美容効果についてまとめてシェアしていきます!
美容や健康に良いお酒ってあるの? - 40代からの美容を考えるブログ
焼酎について
まずは、焼酎について理解を深めていきましょう!
中国では火酒、焼酒と書かれ、酒を焼いて(煮て)作ったものという意味があります。
蒸留酒の一種で、2種類に区別されています!
☆ 甲類焼酎
梅酒などをつけるときに使うホワイトリカーがこちらの種類になり、主な原料は砂糖きびや糖蜜、とうもろこしで、酒税法ではアルコール含有物を連続蒸留機で蒸留した、アルコール度数が36度未満のお酒となっています。
連続蒸留機とは、何度も繰り返して蒸留する方法で、パテントスチルと呼ばれる作り方です。
原料を糖化して発酵し、蒸留させます。
このプロセスで純度の高いアルコール96度を作り、これを36度まで水で薄め、調熱、ブレンド、濾過、精製します!
こちらは高純度のお酒になり、ほぼ無味無臭です。
癖のない口当たりなので、酎ハイやカクテル、果実酒などに加工されます!
☆ 乙類焼酎
昔からあるので「旧式焼酎」とも呼ばれています。
原料の風味が生かされた焼酎という意味で、本格焼酎と呼ばれることが一般的です。
原料は米、芋、麦、栗、そば、じゃがいも、黒糖などで、これらに麹菌を発酵させ、蒸留して作ります!
酒税法では、アルコール含有物を単式蒸留器で蒸留した、アルコール度数45度以下の、エキス分は2度未満の酒類で、ウィスキー類、スピリット類に該当しないものです。
単式蒸留機とは、1回だけしか蒸留していない、ポットスチルと呼ばれる作り方です。
こちらは蒸留回数が少ないので、アルコール以外の香味成分も抽出されるので、芋焼酎なら風味や香りは芋、そばならそばの風味が楽しめます!
泡盛と焼酎の違いですが、泡盛は米すべてを米麹にして、酵母と水を加えて発酵させますが、焼酎は米麹か麦麹を作り、これに水や酵母を加え発酵させて(1次仕込み)、その途中で芋やそば、米や麦などを仕込んで発酵させます(2次仕込み)。
日本で焼酎が作られるようになったのは16世紀頃からで、1559年に大工が残した落書きが最古の文献だと考えられています!
日本では南九州を中心に醸造が盛んで、起源は正確には分かっていませんが、タイ王国から沖縄経由でもたらせれたのではないかという説が有力だと考えられています!
ちなみに、タイ王国の蒸留酒はさらに中東に起源があると言われていて、アラビア語ではアラクと呼ばれたそうです!
1546年、薩摩にやってきたポルトガルの商人ジョルジョ・アルバレス(フランシスコザビエルにヤジロウを紹介して、日本にやってくることを促した人物)が、当時の日本人がお米から作る蒸留酒を常飲していると記録に残しています!
日本では2003年に焼酎ブームが起き、出荷量が、日本酒の出荷量を50年ぶりに上回ったほど大フィーバーしました!
このとき、あまりにも売れたので、原料のさつまいも不足となり、一部の銘柄が高値で販売されたりしました!
有名な鹿児島にある酒造メーカーの「森伊蔵」の、偽物まで出回る事件となったほどのブームだったのです!
家族が以前いた職場は九州の人が多かったそうで、みなお酒を飲む=焼酎だったといいます。
さらに、地元の九州にしか置いていない焼酎もたくさんあるようで、こちら(関東)では購入できない貴重なお酒などがあるようです!
ちなみにこの焼酎ブームは、2006年頃になると沈静化しました!
歴史的には大衆酒として広く飲用されてきました。
11月1日は本格焼酎の日だと言われていて、以前はどうもおじさまの飲み物というイメージが強かったのですが、2015年の調査によると、20~30代の女性の6人に1人は異性との飲み会で、7人に1人がデートでも焼酎を飲むと答えたそうです!
さらに、休日の晩酌にこの年代の女性の5割が焼酎派であることも分かったようです!
焼酎の美容効果
2015年頃から、焼酎女子が急増していると言われていますが、美容効果はどうなっているのでしょうか?
個人的にも普段は、蒸留酒を選んで飲むようにしていて、焼酎やジンなどを中心に楽しんでいますが、次のような美容効果が焼酎にはあります!
☆ アンチ・エイジング
芋焼酎にはアントシアニンという高い抗酸化作用がある成分が含まれていますので、高いデトックス作用があります。
さらに、体内の善玉コレステロールを増やしてくれますので、脳梗塞や動脈硬化のリスクを軽減してくれます。
血液循環も良くするの美肌にもなります!
☆ ダイエット
焼酎は糖質がゼロですから、太りたくない人でお酒好きな人や、ダイエット中に飲めるお酒を探している人が飲むには最適です!
☆ 血液サラサラ
血液循環を良くして血栓症を防いでくれる働きがあり、芋を原料として作られた焼酎には香りを嗅ぐことで、アロマオイルのような働きをしてくれます。
お酒を飲むとストレス解消にもなりますので、適度な飲酒は日々の緊張なども和らげてくれる作用もありますので、そういった面から見ても美容効果を発揮してくれるだろうということは想像できますね!
しかも、焼酎は次の日に残りにくいお酒だと言われています!
さらに、同じお酒でも、焼酎は深い眠りにつくことが出来る種類になるとも考えられています。
おすすめの焼酎や飲み方は?
個人的にも普段から焼酎などを選んで飲むようにしていますが、おすすめは甲類で、その中でもさらにダイエットや太りたくないという方は、麦やそばを選ぶのがおすすめ!
そして、これから寒くなっていく季節におすすめなのは、芋・そば・しそ焼酎をお湯割りにして飲むスタイル!
特に女性ならしそ焼酎のお湯割りは、寒い時期に特におすすめです!
風味も味もしその新鮮な香りで、楽しみながら飲めると思います。
夏なら、麦焼酎を水割りにして、そこへきゅうりの小口切りをたっぷりと入れてみてください!
これ、飲むとメロン味になって飲みやすくなります!
氷を入れたグラスで、ロックで飲むもの乙です!
さらに、夏ならソーダ割りもいいですよ、ただしダイエット中、太りたくない人は炭酸水にするほうが糖分を摂取しないので安心です!
麦なら他には、次の割り方がおすすめ!
◎ 梅干し
◎ レモン・ライム・すだち・かぼす・ゆず
◎ リンゴ酢や牛乳
◎ 緑茶や番茶など、好みのお茶割り
◎ お好みのジュースで割る(ダイエット中、太りたくない人はジュースはやめたほうが無難)
◎ 蜂蜜やシナモン、生姜、ミント
◎ 青・赤唐辛子(切らずにそのまま一本入れる)
◎ 焼津割(かつお出汁で割る)
◎ コーラやオロナミンC(これも糖分が多いので、ダイエット中、太りたくない人は選ばないほうが無難)
個人的には普段から、そばか麦焼酎を選ぶのですが、そばなら風味があるのでそのまま水やお湯割りで飲みますが、麦なら好きなもので割って飲むとたのしいです!
辛いのが大丈夫な人は、青・赤唐辛子がおすすめ!
半信半疑で飲んだとき、あまりにも美味しいのでファンになりました。
寒い時期だと、身体もポカポカ温まっていい感じです。
焼酎の化粧水は肌にいいの?
ここからは、焼酎で作った化粧水について情報をまとめていきます!
ゆずと焼酎で作った化粧水を、家族の家族から頂いたことがありますが、とても肌に心地よかった記憶があります(随分まえなのでうろ覚えですが・・・汗)。
日本酒は、そのまま化粧水に出来るほど肌がしっとりとしますが、焼酎やウォッカは度数が高いので、化粧水を作るときには水で薄めたほうが安心です。
個人的にも、アロマオイルでときどき手作り化粧水を作りますが、使うアルコールは基本ウォッカを使ってきました。
焼酎を使った化粧水は肌にいいのでしょうか?
調べていきましたが、アルコール度数の高い焼酎を使った化粧水は、肌を乾燥させてしまう場合があるので、40代以上の方にはあまりおすすめ出来ないと言われています。
ただ、アロエやどくだみ、ゆずの種などと一緒に漬け込んで作ると、それらの美容成分がしっかりと抽出されるので、美肌になるとも言われています。
肌質によっては合わない人もいますので、使用する場合はパッチテストなどをしたほうが安心です!
今後、焼酎を使って化粧水作りをしてみますので、作ったらまたこちらで追記します!
~2017年12月10日 追記~
ホワイトリカー(焼酎)を使って、化粧水の元のエキスになるハンガリー水を作ってみました!
こちらで記事にまとめていますので、お役立て頂ければ幸いです!
今回は、焼酎の美容効果について情報をまとめてシェアしていきました!